2022年4月24日(日)くもり。
穏やかに時が流れることを本当に幸せだと感じる。こんな贅沢はない。
獲物に狙いを定めているアオサギがいた。
高齢になると体の衰えを年のせいにする。
「歩くのが遅いのも歳のせい。」「物忘れも歳のせい。」「今日は腰、明日は足が痛くなる。あああ、歳のせい。」
「歳のせい」なのは間違いない事実です。ですがそんなボヤキでやる気をなくすれば、体は「この人もう生きる気力がないということを敏感に感じ取って、例えば骨を作る働きなど生きて活動するために必要な体の働きを停止する。
現に、「生活不活発病」では、だら~んとした無気力な生活が低年齢でも体の働きを鈍化させる。どんどん体が動かなくなる。
「歩くのが遅くなったのは年のせいだから仕方がない。」と思って、それでいいと思ったら体は退化する。
もちろん老化は進むが、だから老化との闘いになる。
歩くスピードが早い人は、なんと体重に関係なく、ゆっくり歩く人に比べて最大15年も長生きすると、英国レスター大学の研究チームが医学専門誌『メイヨークリニック』に発表している。
豪シドニー大学も約5万人のイギリス人を対象にした研究を行い、ゆっくり歩く人に比べて早く歩く人の死亡リスクは24%低いと報告している。
より速く歩くということは、それだけで心臓と呼吸のトレーニングを行うことになる。
早く歩くことで
☞足の筋肉が増える
心臓に戻る血液の流れがよくなる
☞心臓への血流がよくなる
☞心臓のポンプの働きがよくなる
心臓から全身への血流がよくなる
☞全身の機能が活発になる
☞寿命が延びる
ウォーキングのとき、腕を真後ろに振って正しい姿勢を保ち、少し頑張る。