2021年10月4日(月)晴れ。昨日はさわやかな秋晴れだったのに、30℃超えの暑い日となった。
今日は投資の日とされている。
菅前首相が自民党総裁選挙に立候補しないことを表明した日、584円も株価が上昇して、その後も元気な動きを見せていた。3万円台を再び取り戻していたほどだ。
しかし、9月29日決選投票が行われ、岸田前政務調査会長が選ばれた途端に、株価が急落。この日、前日終値から681円安となり、わずか4日間で2,000円近く下げることになった。
なんという情けない状況でしょうか。外国の投資家が日本株を買わなければ日本の市場は停滞するのが我が国の市場環境です。外国投資家は今日本に投資できないと判断しているという事です。
ところで、2022年4月に東証の市場再編があります。今は、東証1部、東証2部、ジャスダック、マザーズの4市場がありますが、再編後は、プライム(プレミアム)、スタンダード、グロース(エントリー)の3市場に変わる予定になっています。実施までに市場名は変更になる可能性はありますが。
基本的には、東証1部がプライム、東証2部とジャスダックがスタンダード、マザーズがグロースとなるが、東証1部銘柄でプライムに条件が合わない銘柄はスタンダードになるそうだ。
何故こんなことをするのか?
2021年7月現在、東証1部に上場している企業は2,192社。イギリスやドイツなどでは、最上位市場は300~500社が一般的。
この東証1部の企業の多さが、投資マネーを呼び込めない原因と分析されているようです。だから、厳選して数を減らすらしいが、どのくらい減らせるのだろう?
さらに、プライムを流通時価総額100億円以上の企業として明確にわかりやすくする。
これでどうなるのか分からないけど、一番大切なのは、自分の国のマーケットをダメだとか弱いとか自律性がないとか、自信のない国内の投資家たちが自信を持つことだ。自信と誇りのないところに成長と発展はない。それは政治も経済もすべてがそうだ。