goo「気ままに見て歩き」・定年後、自由な時間を有効に…との思いからいろんな場所へ出歩くようになり、趣味を広げて楽しむ。

以前はコースを決めて歩きブログに掲載。(東海道一人旅・琵琶湖一周歩き旅等)今回は、樹齢○○年と同じ所で生きている雄姿に。

拍光神社のクスノキ

2013-07-20 14:19:58 | 巨木探訪
 地元、茨木市の巨樹を紹介します。
 名称・拍光(はっこう)神社のクスノキ
 所在地・大阪府茨木市水尾3-3
 指定・ 茨木市指定保存樹(S51年2月13日指定)
 撮影日・2012・2・27
幹周り・5.21m、樹高・17.6m樹齢・約210年
 アクセス・JR茨木駅・東口より近鉄巡回バスにて水尾3丁目下車
      北面、信号にでると左手奥に巨木が見えます。そこです
 この祠は、拍光神社といって拍光大明神が祀られています。由緒
 書きによれば、江戸末期天保5(1835)年夏の大旱害(かんがい)に
 村人達は藁(わら)で作った竜をこの大樹に天に向かって這わせて
 雨乞いをし、その恵みをうけ、その霊感を得たそうだ。以来昭和22年
 まで、藁で竜を作った大樹に掛け7日間祈るという雨乞いをした風習が
 残っていたそうです。大樹は幹の根元に大きな空洞が見れるものの、
 いたって元気な様子。
 拍光神社のクスノキ・幹、根元に空洞が出来てます。

 北側から見た「拍光神社のクスノキ」全景。
 追記茨木市保存樹指定第1号に指定されていた茨木市鮎川の「須賀神社のくす」
    (府の天然記念物指定、幹周・6.47m、樹高22.5m、樹齢推定900年)ですが
     昨年暮れに訪れた際葉もほとんど落ちてしまいまったく元気がありませんでし      た。最近の情報によれば、とうとう伐採されてしまったようです。
 
 


弥栄の樟(やさかのくす)

2013-07-20 11:47:32 | 巨木探訪

 名称・弥栄の樟
 所在地・大阪府摂津市千里丘東5-3-5
 訪問日・2012年3月
 指定・ なし
     大阪みどり百選
 アクセス・JR東海道線・千里丘駅下車、西南に500m、徒歩10分
 架橋駅の改札を出て東口を出、線路沿いに南へ駅から約500mの左手に全景
 画像のひときわ大木が見える。
 説明板によると、天保14(1846)年9月、嶋下郡味舌郷(ましたごう)
 の図面で金剛院持。と記されている。弥栄の樟は、当時この付近も金剛院
 (千里丘3丁目)の一部であった事を物語っている。かつて、この地に、藤の木
 八幡神社(中内八幡宮)の社がありった。この八幡宮も、明治45年4月須佐之男命
 神社に合祀されたが、その当時からひときわ目立ったのがこの樟であった。
 聖武天皇の天平年間(729~748年)植樹という伝承があるが、昭和初めに味舌村
 では「弥栄の樟」と命名し、命名式には芸人を呼び寄せて披露しこの樹を厚く
 保護した。

「弥栄の樟」全景

 弥栄の樟」石碑
現在この地は子供用の遊具等が設けられている傍らには,「八幡宮跡」の碑もある。