*双極性障害*(躁鬱病)だったわたしの断薬日記。。

14年の「双極性障害」からの精神薬「断薬」。自身の経験を生かし、現在「ライフ・コーチ」として活躍。「礼」の活動奮闘日記。

私のインナーチャイルドは癒えてなかった??

2017年09月14日 | 重要な心のスイッチ(変化)

双極性障害と診断されて、精神薬を飲み続けて14年。断薬をして一年と2ヶ月くらい経ちます。

 

ここ最近、うつ状態が続いていて、昨夜は本当に辛くて、

なんでもいいから楽になりたい!

って、鎮痛剤を飲んで寝ました。

断薬をしてから初めての鎮痛剤でした。

 

朝起きても、頭も割れるように痛く、辛かったので、

会社へはとりあえず、午前休をもらい。

(その後、結局全休)

 

それでも辛くて、これはやばい。。。

と判断して、断薬時にお世話になったカウンセラーに

電話カウンセリングをお願いしました。

 

そしたら「体がきついだけじゃない?」と、あっさり。

今、悩んでいる三つの出来事、

「相方のこと」「大切な友人を失ったこと」「両親のこと」

を、話しました。

「断薬カウンセリングの時に、散々トレーニグしたはずなのに、

まだインナーチャイルドが抜けてないね」

って。。。

 

約一年前の記事でこんなこと書いています

自分でインナーチャイルドを癒す②

ここでは、自分の中のインナーチャイルドが癒えた!って、書いてあります。

 

でもね。。。

癒えたのは、相方のお陰だって書いてある。。。。

 

それだ。。。。

 

結局、自分以外の他人に認めてもらって、

癒えた錯覚を起こしていただけで、実際は全く癒えていない。。。

本当に癒えるっていうのは、

自分自身が心のそこから、その時の自分に

「辛かったね。大丈夫だよ。(今の)私がいるからね(認めているからね)」

って、言ってあげれることだ。

 

今、何不自由なく楽しい日々を送れているはずなのに、

全く幸せだと感じていないのは、

「今の自分の心」ではなく、「子供の頃の癒えていない自分の心」だ。

 

(ここからはわたしの心の自問自答。ちょっと怪しいけど許してください)

今のわたし「何がそんなに苦しいの?辛いの?」

子供のわたし「自分のことを認めて欲しいのに、認めてくれない。

 話を聞いて欲しいのに、もう聞いてくれない。

 なんとかして、またこっちを向いて欲しい」

新しいわたし「大丈夫だよ。わたしが一番分かっているよ。

 あなたがとても素直でいい子だって。

 その人には伝わらなかったかもしれないけど、わたしは分かっているよ。

 もう辛い思いをして追いかけなくても良いよ。

 わたしがずっとそばにいてあげるからね。大丈夫だよ。

 わたしはずっとあなたのことが大好きだよ。

 わたしがずっと守ってあげるからね。

 だから安心して。ずっとここに居て良いからね。

 いつでも話を聞くからね。

 疲れたでしょ?ゆっくり休んで良いからね。」

 

少し、謎が解けたような気がします。

頭では分かっているのに、行動や言動が伴っていない自分に戸惑っていた。

それは、大人な自分は分かっているのに、子供の自分が出てきていうことを

聞かなかったんだ。

その子の気持ちを無視して、頭ごなしになんとかしようとしていたから、

辛かったんだ。。。。

ちゃんとその子の声を聞いて認めてあげていなかったから、

いつまで経っても辛かったんだ。

 

子供は無条件にわがままだ(それが子供)。

大人がそれを認めて、可愛がってあげなくてはいけない。

でも、親と子供の関係よりはずっと楽なはずだ。

だって、どっちも自分なのだから。。。。

 

この関係(子供のわたしと、大人なわたし)が修復するまでには、

まだ時間がかかりそうです。

でも、わたしは諦めずに、子供のわたしにずっと「大丈夫だよ」って、

声をかけ続けようと思います。


自分でインナーチャイルドを癒す②

2016年09月05日 | 重要な心のスイッチ(変化)
自分で自分の心にあるインナーチャイルドを癒そうと試みる。

先週木曜日に、【①インナーチャイルドを突き止める】を実践して、紙に書き出し、

次は次の日。。。と、思っていたのに、月曜日になってしまいました。

実は、思いがけない事により、わたしの中のインナーチャイルドが癒され、わたしの心の中にある子供の悲しみが消えてなくなったんです。

それはわたしの相方(夫)によるものでした。

ここ最近のわたしはとても何事にもとても敏感でした。

相方に、「俺が言わなかったら黙ってるつもりだったの?」とか「携帯で何見てるの?」とか「今日は何してたの?」とか。。。

そんな言葉にとても不信感を持っていました。

それは、自分の中のインナーチャイルドを引き出した事によって、子供の頃の心が表面に出て来たのです。

そして、わたしは「支配されてる」と恐怖を覚えたのです。

わたしは相方に「わたしに自由はないの?」と、言いました。

そしたら、「自由だよ。これからも自分の好きにしたら良いよ」と言ってくれました。

分かってるんです。そんな事。相方がいつもわたしの自由にしてくれている事。。。

でも、「支配されている」と、思っているのは、今の自分ではなく、子供の頃の自分なんです。

わたしの心は複雑でした。

わたしは正直に相方に今の気持ちを全部伝えました。

「わたしには大人になりきれていない自分がいる。」と。。。

涙が出ました。たぶん自分の中にある子供の心が泣いていたのかもしれません。。

そしたら、相方は「子供の心があって良いよ。俺は好きだよ。そのままで良いよ」って言ってくれたんです。

自分でもびっくりしたんですが、そんな言葉をかけてくれた途端に、

わたしの心の中にサビの様に固くこびり付いていた、「悲しみ」「怒り」がスッと消えてなくなったのです。

そして初めて気づきました。


「あっ、わたしの中のインナーチャイルドの癒しは旦那だった」のだと。。。


それからのわたしは初めて「今を生きる」事ができるようになりました。


今まで好きになれなかった自分が少し好きになってきました。

今、生きている事に感動と幸せを感じています。

過去でも未来でもない、「今」を一番大切にして生きたい!と、強く思う様になりました。

ほんの数日の間にわたしの心は大きく変わりました。

すべて自分の身に起こる事はすべて自分の責任だと言う事を強く思う様になりました。

そして、これから自分が思い、行動することにワクワクしています。

まだまだ色んな事を考える時期だと思っています。

でも今まで思っていた「生き辛さ」は無いです。

そのうち、自然に生きて行けるようになるのでは無いかと思っています。


反省や後悔も含め、自分の人生に誇りを持っています。。。(そう、思えるようになった)

自分でインナーチャイルドを癒す①

2016年09月01日 | 重要な心のスイッチ(変化)
精神薬に依存して12年、完全断薬して40日経ちました。

だいぶ、体の普遍や不調は気にならなくなりました。

毎日色んな事を考えます。

「なぜわたしはこうなってしまったのか?」「なぜ薬に依存してしまったのか?」「この先、どうすれば良いか。。。」など。

カウンセラーに、「あなたはアダルトチルドレンですよ」と言われた。

自分はずっと幸せな家庭に育ったと思い込んでいたけれど、常に「満たされない」「悲しい」「愛されたい」という感情に支配されていた。

【インナーチャイルドとは】

インナーチャイルドは、「幼い頃満たされなかった消化不全の感情」により「生き辛さ」を感じることです。

「どうして、こんなに恵まれているのに?」という状況でも、心の空虚感は満たされず、心からの満足、幸せは感じられなかった。

なぜなら、満たされていないのは、今の自分ではなく、幼少期の自分だからです。

「自分の中にある、インナーチャイルドを癒してあげなければ、わたしは絶対に幸せにはなれない」そう思いました。

【そこでわたしが考えた事】

今、ネット上では「インナーチャイルドセラピー」とか色々あるけれど、わたしは自分自身でなんとか向き合って、解決していこう!と、考えました。

第一回目は。。。

【①インナーチャイルドを突き止める】

ここに、わたしの子供の頃の辛かった事、悲しかった事を書き出します。

・わたしが幼稚園の時、大好きだった祖父がなくなった。わたしにとっては初めての「死」を知る体験だった。
ものすごく悲しかったのに、大人の前(親の前)で泣く事が出来なかったわたしは、こたつの中に頭を埋めて大泣きした。
まだ、5歳だった。
わたしが泣いていた事は、たぶん誰も知らない。

・小学2年になった時に、若い新任の女性の先生がクラスの担当になった。
わたしはとてもやんちゃで活発な子供だった。
予防注射の前の体温検査の時に、わたしはふざけていて、先生の体温計を割ってしまった。
先生はわたしの頬を思いっきり打った。顔が歪んだのではないかと思ったのを覚えている。
そして先生はわたしに言った。
「あなたの事だから、割ると思ってたわ!」
頬を打たれた事より、「あなたの事だから・・」と言われたのが、悲しかった。

それからその先生には、クラス全員と一緒に何かにつけてわたしを笑い者にするようになった。
生徒は先生の見方だから、わたしはのけ者。
クラスのみんなや先生のわたしを軽蔑するような目は今でも忘れられない。。。

でも、その事を、自分が悪いと思っている。

・小学校5年生になって、わたしはクラブでバスケを始めた。
ある時から、男性教師が頭ごなしにわたしに辛く当たってきた。
本当に酷いイジメだった。
わたしは人前で泣くことが嫌いだったので、必死に泣きたい気持ちをこらえた。
そのうち、その男性教師は他の生徒をイジメ始めた。
そしたら、その生徒はすぐに泣いた。
先生は何て言ったと思います?
「イジメたらこうやって泣くのが普通だよな!○○(わたしの名前)は、いつまで経っても泣かないんだよ〜」
って、思いっきり笑ってたんです。
先生は単に、女子生徒を泣かして楽しんでいるだけだったのです。
わたしはこんなくだらない大人の為に、必死で何が悪かったのかを考え、必死で泣くのを堪えていたのかと思うと、悲しくなった。。。

・小学校のわたしは成長も早く、歌などが得意だったこともあり、全校生徒の前で一人で歌ったり、考えたお話を読んだりと、とても目立つ存在でした。
小学校6年の時、隣のクラス担任の女性教員が全校生徒の前でわたしを指さして言った。
「みなさん、こういう人が中学になって不良になるんですよ!」と。。。
その悔しさから、わたしは中学に入り小学校が7校集まった1学年500人規模の学校でトップクラスを保った。

・中学に入り、とにかく目立たない様につとめた。
仲良くなった友達に誘われて軽音楽をやっていたが、中学2年の時に、文化祭でバックコーラスをやった時に、ボーカルより目立ったと言う事で、そこから悲惨な意地悪が始まり、それは中学を卒業するまで続いた。

・中学2年の時に、母が倒れて大手術をする事になった時、「死ぬかも知れない」と言われた時、わたしは自分の心が折れてしまうと察し、悲しい時、心をどこかに置いて行く事を覚えた。
そこから本当に辛いときの感情がなくなってしまった。

・家族にはどんなに辛いときも、何も言う事ができなかった。
また、わたしが辛かった事を知っていたけど、自分で解決させるために何も言わなかったと、大きくなって父に言われて、わたしはものすごく悲しくなった。
本当に死のうか。。。と、考えた程辛かったから。。。

・家族関係は、わたしはずっと姉の支配下にいた。自分の意思では何もやってはいけない。虐待(何度も死にかけた)。ずっと歯向かうことは出来ず、またその虐待を祖母が隠していたので、母は一部知らない。
中学になると、母と姉でわたしをものすごく監視するようになった。

そうそう、わたしが小さい頃、わがままを言いすぎた時、母に何日も無視された。
その時、わたしはもうわがままは言わないと誓った。
でも、その時もとても悲しかった。

悲しかった事はもっとたくさんあるけど、今思いつく「いつまで経っても忘れる事のできない、悲しい思い出」はこんな感じ。

今日は、ここまで。。。
(とは、言っても、書いている途中でとても悲しくなり、少し泣きましたが。。。)
続きは、また明日。

※ この記事は自分と向き合う為に書いたもので、誰かと比べて、「自分のほうが辛い」とか「わたしはまだ軽い方だ」とかは論外とします。

今日1日だけを考える事にした結果

2016年06月07日 | 重要な心のスイッチ(変化)
先日、先の事を考えて不安になるより

「今日1日の事だけを考えて過ごすともっと楽に生きられるのではないか?」

そう考え、実行している。

そうすると、不思議な変化が起きた。

今までは1日何も予定が無い日は、とにかくベッドに横になり

ただただ1日が過ぎていった。

それは「別の日には予定が入っている」と考えているからだ。

でも、今日1日の事だけを考えると

「今日は何も予定がないので、やってなかったあれをしよう。これをしよう」

と、言う考えになってきた。

決して体調が良いから動けただけの事ではない。

体調は相変わらず良くないが、

次の日の事は次の日考えるため

「今日予定がない」という事に「集中できる」

その結果、いままで億劫だった事もできるようになった。

先の事を考えて不安に思うより、「人生なんとかなるさ」に変わって来た。

これって、わたしにとっては凄く意味のある事で、

すごい心の変化だと思う。

もちろん先の事を全く考えていない訳ではない。

大枠の事は頭の片隅には入れている。

ただ、無理をせず、1日1日を大切に生きたい。

そう思っているだけである。

天才心理学者が証明した感情の黄金比

2016年04月18日 | 重要な心のスイッチ(変化)
これは
バーバラ・フレドリクソン教授が書いた
『ポジティブな人だけがうまくいく3:1の法則』
と、いう本の帯タイトルです。

この本は相方が以前に買っていて、本棚にあったのを暇潰しにたまたま選んで読んだ本です。

この偶然で、「私の人生は変わるかも知れない。」
そんな期待にわくわくしながら一気に読み終えました。

ここには
『感情は習慣である』
と、書いています。

ネガティブな人はネガティブな感情をあえて選び、さらにネガティブスパイラルに入ると書いています。

「あ、わたしだ。。。」
と、思いました。

ネガティブな感情は時には大切で、なくすのではなく減らすものだと。

その減らすネガティブ感情は「正しいネガティビティ」ではなく
「不適切で不当なネガティビティ」だと。

わたしは自分のネガティブ感情を書きだしてみました。

そしたら、わたしのネガティブ感情はすべて「不当なネガティビティ」だったのです。

この本には、ネガティビティとポジティビティ比の自己診断テスト付きで、

わたしはまず、24時間以内に起こった感情の比率を出してみました。

7:7つまりは、「1:1」だったのです。

ポジティビティは高いのに、それに負けずしてネガティビティ比も高いため、
残念な結果になったのです。

さらに、診断は「1日再現法」というものに進みます。

昨日起こった出来事を書き出し、その出来事単位で自己診断テストを行うのです。

そしたらどうでしょう。

なんと、わたしはネガティビティ感情が全くなかったんです。

わたしはストレスになるような事を何一つとして行っていない毎日が送れる幸せな環境にありながら

不当なネガティビティに支配され、「自分は不幸な人間だ」「この辛い毎日は永遠に続く」と

思い込んでいたのです。

この本は、わたしにとって「目から鱗」の連続でした。


「人間は変われる」「辛い体調もいつかは良くなる。だって私は幸せに満ちた人生を送っているのだから」

そう信じてこれから生きていこうと思います。


まだ、本を読んだばかりで、ネガティブな感情がすぐに抜けるとは思っていません。

今の自分もすべて受け入れながら少しづつ、ネカティブな感情を減らし、ポジティブな感情を増やしていけたらな。。。

と、思いました。