双極性障害と診断されて、精神科に通い続けて14年。自己判断で通うのをやめ、精神薬を断薬をして、3年と4ヶ月経ちました。
れいです。
昨日、「断薬(卒薬)カウンセラーの工藤史恵さん」の、カウンセリング勉強会に参加して来ました。
私は、自己判断で薬をやめて、ちょうど完全にやめる日に、史恵さんのカウンセリングを受け始めました。
久しぶりにお会いして、懐かしいお話やら、今後の活動のお話やら、させていただきました。
今、自身が診断された「双極性障害」を振り返って思うことをお話したいと思います。
双極性障害とは、「そう状態」と「うつ状態」を繰り返す病気です。
結論から言うと、本来の自分は「障害」に値するほどのものではなかった。
と、言うことです。
私は幼少期の頃から確かに人とは違う、変わった人間でした。
季節の躁うつが少しあり、夏にテンションが高くて、寒くなる冬になると気分が落ちる。
体重の増減もありました。
でも、言ってもそんなもんです。
うつになり、友人から精神科を勧められて、薬を飲み始め、
そこから動けなくなり、そして薬をいろいろかえ、
そのうち、自分で精神の状態をコントロールできなくなり、
落ち込んだり、ハイテンションになったり。。
その振れ幅も尋常ではなくなり。。。
暴れたり、泣いたり、怒鳴ったり。。
それは、精神科へ通う前には無かった症状でした。
そして、3つ目に通った病院で、「双極性障害」と診断されて、
ずっと自分はそうなんだと信じていました。
でも、精神科へ通うのをやめ、精神薬の服用をやめ、
今思うことは・・・
暴れることもなければ、怒鳴ることもありません。
ただ、時々泣いたり、騒いだりはしますよ。
人間ですから。
そして、私は人よりちょっとセンチメンタルです。
でも、それは個性であり、「障害」ではありません。
そんな自分も今は大好きだし、大切に思っています。
今、日本では精神科へ通う人がたくさんいます。
そして、自分にとっては必要だと思い(その時は)、
服用していた薬を「やめれない」人が後を絶ちません。
それは、「飲んで楽になる」より、「飲むのをやめる辛さ」のほうが
何倍もリスクが大きいです。
飲んで楽になって、そのまま症状が治まり、完治するなら良いです。
でも、症状が完治する以前に、一度飲んでしまった薬をやめるほうが
辛くて、結局飲み続けることになる。
私は、こらからの活動として、「断薬」をする人をサポートしていきたいですが、
そもそも、精神科へ通う人を減らしたい。
そんな活動をしていこうと思います。
1人では何もできないけど、これから仲間を作って活動していきたいと思います。
やめるときは、本当に辛かった。死ぬかと思ったし、何度も挫折しそうになった。
でも、断薬して三年経ったいま、本当に体も心も楽で幸せです。
これを、たくさんの人に経験して体感してもらいたい!
ぜひ、応援よろしくお願いします。