5月11日(金)午後7時から愛川町文化会館にて町議会と町民との意見交換会が行われました。
この中で愛川町町営斎場条例を町議会が否決したことに対しご意見が出されました。
ちなみに県内では公営斎場で火葬料を無料にしている自治体は愛川町の他、平塚市、茅ケ崎市、真鶴町の4自治体があります。
火葬料の有料化について町の説明では、施設の老朽化と将来を見越した維持管理経費等を挙げました。
しかし、有料化によって見込まれる使用料は約244万円程度に過ぎません。
一方、財政調整基金(貯金)を3月補正で2億4千万円を積み立てています。公共施設整備基金も1億円積み立てました。
こうしたことを踏まえれば維持管理に必要な財政は確保できていると考えました。
そうしたときに今、なぜ有料化しなければならないのか納得することはできませんでした。
また、最近では火葬のみで葬儀を行わない方も増えているという説明もありました。収入がゼロだということ。
しかし、その中には葬儀を行いたくても、出来ない方もいることを知ってほしいと思います。
3月22日の議会最終日に討論を行っていますので録画中継をご覧いただき参考にしていただければ幸いです。
いずれにしましても議会では様々な角度から議論を尽くして出した結論です。そこは理解していただきたいと思います。
その他、「議員はもっと情報を発信すべき」とのご指摘は真摯に受け止めます。このブログ更新は、そのご指摘を受けたことによるものです。
なお、今回は比較的多くの方が出席していただいたと思います。お忙しい中、出席していただいた皆さん、本当にありがとうございました。