with Anne

SCOUSE HOUSEさんのメルマガに寄稿した
2019年までのサッカー観戦記。
そしてこれからの旅の記録です。

第33話《世界一美しい港町・ハンブルグ》

2023年08月02日 | 2015年デュッセルドルフ・ハンブルグ

 

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この旅も後半に入り、今日からイースターの4連休です。

「今日・4月3日(金)から6日(月)まではドイツでは連休なんだ

最後まで悩んでいたハンブルグに行くことにします。

「なぜ悩んでいたかって

「デンマークに近い北ドイツの都市は遠すぎな感じだし

「フランクフルトより南のシュトゥットガルトさえも凄く寒かったのを考えたらかなり寒そう

でもシルバ君から『世界一美しい港町』と聞いて気になっていました。

加えて『水と緑の都』とも呼ばれているそうです。

「ヨーロッパで最も緑の豊かな都市 見てみたい

DB navigatorで調べると3時間30分位だから、シュトゥットガルトに行ったことを思えば行けそうです。

東京から新幹線ひかりで3時間30分は『西明石』とありました。

「わあ Kazさんの所に日帰りで遊びに行くって感じだ~

DB navigatorの使い方も最近は慣れて来て、色々な見方が出来るようになりました。

 

「ハンブルグ中央駅に直通で行こうと思ったら本数が少ないよね

「ハノーハーで乗継して行けるけれど、ちょっと待ち時間が勿体ない

「あれっ ハンブルグの中央駅じゃない駅を通る列車があるよ

「もうハンブルグ市だから、そこから快速とか鈍行で中央駅に移動出来るじゃない

この見方を思いついたら本数が格段に増えました。

「こんな使い方が出来るってかなり『DB navigator通』でしょ

ハンブルグ中央駅の少し手前『ハーバーグ(Harburg)』に停車するICE(特急)があります。

この駅からハンブルグ中央駅へはRE(快速)に乗車なら次の駅のようです。

「よしこの方法で行こう」こうしてデュッセルドルフからハンブルグを目指して出発しました。

 

ICE(特急)に乗車したらDB navigatorを確認

「発音も出来ない『Harburg駅』で降りることもDB navigatorなら通過駅が分かるから簡単です

しかもDB navigatorにはハンブルグ中央駅に行くRE(快速)のホームも表示してくれます。

「降りたホームの向かいのホームなら迷わないね

ドイツのICE(特急)は日本の新幹線とは違って、様々なルートで様々な駅に停車をします。

「だから同じ都市に向かうのにも停車駅や乗車時間が違うんだね。」

DB navigatorのおかげでこんなに楽チンですけど、やっぱりちょっと不安なのでHarburg駅のホームで待っている方に確認をしました。

「ここで良いみたいだね

安心して待っていると放送が聞こえてきました。「

「同じホームで待っていた方々が反対側のホームの方に移動を始めたよ

「どうしたんだろう

「DB navigatorはこのホームになっているし。」「さっき確認もしたしね

「みんなハンブルグ中央駅に行くのかどうかも分からないし。」

言い聞かせながら心は不安で一杯です

そんな私の様子が分かったのか、先ほど確認をさせて頂いた女性が私の肩にちょっと触れ、反対側のホームを指しています。

「ダンケシェーン

彼女は私がハンブルグ中央駅に行きたいのが分かっているから教えてくれたようです

「また優しいドイツの方に助けられました

 

無事にハンブルグ中央駅に到着しました。

「吹き抜けの大きなプラットホームが凄い

「カフェやレストランがたくさん並んでいるわあ」ハンブルグ中央駅ってそこだけで楽しめそうな大きな駅です。

「穴場の観光スポットって書かれているのが分かるなあ・・・」

ここから最初に行ってみたいのはもちろんハンブルグ港

「ザンクト・パウリの桟橋を目指したらいいのね

行き方はSバーン1,2,3とUバーンがあります。

「それならSバーンよね。 ジャーマンレイルパスで利用出来るもの

「ランドゥングスブリュッケ駅(Landungsbrücken)』で降りたら目の前なんだ

こうして無事にザンクト・パウリの桟橋に到着

港は風が穏やかで青空 暖かくてまさに観光日和です。

「観光客が一杯」「今日来ることにして良かった

「そしてこれが世界一美しい港なのねー

海に面した桟橋じゃなくて見えているのはエルベ川の河口だそうです。

ザンクト・パウリの桟橋は川に沿って長く続いている美しい桟橋です。

「景色を眺めながらゆっくり散策しよう」「国際港だけあってコンテナ船も一杯

目の前にはリックマー・リックマース号が見えています。

およそ100年近く世界の7つの海を航海してきたという大型帆船だそうです。

「現在は改装されて博物館船なんだ。」

その先を進んで行くとキャップ・サン・ディエゴ号が見えて来ました

『南大西洋の白鳥』と呼ばれている美しい貨物船

20年間、ハンブルクと南アメリカを往復した船でこちらも現在は博物館のようです。

「Sバーンの線路を挟んだ反対側のビルもとても美しいわあ

本当に美しい景色でもっと下に降りて水際近くまで行ってみたくなりました。「風も無くて暖かい日だから波もないし

階段を下りてより水際に近づいて歩くとシーフードのレストランが並んでいます。

「オープンカフェが気持ち良さそう

「今日ならきっと気持ちいい潮風の中で美味しいシーフードが味わえそうだわあ

「でも河口に面しているからか『潮風』じゃないのよね。」

ここで出入りしている方が多い扉があります。

「人が頻繁に扉を出入りしてるけど・・・」

「もしかしてトイレ

「ドイツは50セント位って聞いていたし中に入ってみよう。」ヨーロッパはトイレが少ないので見つけるのが困難な時もあります。

観光地で50セント位で綺麗なトイレがあるのは嬉しいですね

「ドイツの各中央駅もトイレがとても綺麗ですよ

「ICE(特急)も綺麗だから到着前の利用もお薦め

到着前だと荷物(貴重品以外)やコートも席に置いていけるから一人旅には利用し易いです。

「シートに置いていく時は自己責任で

 

 

 

 

続く

 



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