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ブレーメンからICEで少しデュッセルドルフの方に戻るとミュンスター。
ミュンスターの大聖堂『ザンクト・パウル大聖堂』も中央駅から少し離れた所にあります。
「『世界で最も住みやすい都市』に選ばれた街よね」
選ばれた街だけあって、駅から街の中心に向かう景色はとても緑が豊かで美しい風景が続きます。
「綺麗だしとても静かよね」
ここはミュンスター大学があって、学生の街でもあるらしいんです。
「ミュンスター大学の本部は元お城なんだって」
中心部に近づいて来ると『聖ランベルティ教会』が前方に見えて来ました。
「わあ 立派な教会」
「あまりにも大きいから思わず大聖堂だと勘違いしちゃうよね」
教会のある通りには三十年戦争の講和条約であるヴェストファーレン条約締結されたという市庁舎があります。
「当時のドイツ全体の人口が三分の一になってしまった」
「そんな大きな戦争だったなんて・・・」
市庁舎の見学も出来るのですが、私はやっぱり大聖堂に向かうことにします。
ザンクト・パウル大聖堂は聖ランベルティ教会のすぐ近くにありました
「大聖堂の方が教会より低い」
「でも面積が広そうだ。」12~13世紀に建てられたロマネスク・ゴシック様式の大聖堂とのことです。
「第二次世界大戦で破壊されたので再建されたとか」
しばらく大聖堂の中を観光していると・・・
「何かが始まるような雰囲気」
「わあ ミサが始まるんだあ」
「復活祭だからだよね~」
ブレーメンの大聖堂では復活祭だから中に入れませんでした。
「ザンクト・パウル大聖堂も出なくちゃいけないのかなあ」
「なんと こちらのミサは見学が出来ちゃうんだって」見学だけじゃなくて写真撮影もさせて頂けるんです。
「ラッキー」
「カメラのシャッター音をoffにしなきゃ」
携帯電話やスマートフォンはシャッター音が消せないらしいから気を付けてくださいね。
ミュンスターの大聖堂ではとても貴重な体験をさせて頂きました。
ブレーメンもミュンスターも30分も歩いたら街巡りは終わっちゃうような小さな街だそうです。
「でも緑が豊かで、静かで可愛らしい街なのよね」
ドイツは休日や祝日にショッピングが出来ないところは他のヨーロッパと同じなんです。
「でも休日を楽しめるようになっているんです」
休日は鉄道でお出かけを楽しめるように鉄道の本数が充実しています。
どこでも中央駅構内はお店が充実していて飲食等も心配がありません。
そのおかげでイースターの週にも関わらず観光はしっかり出来ました。
ちょっぴり寂しいけれど、アパートメントに戻って帰国の準備をすることにします
続く
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