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「確かケルンの大聖堂も塔に上れるはずだよね!」外に出て大聖堂の周りを登り口を探して歩きました。
朝、ボンでは曇っていたお天気も大聖堂を撮影する頃には青空です
「またまた大切な所で青空をありがとう」
ドイツ人さえも分からないこの季節のお天気と聞いていました。
「そのお天気は私の観光に合わせてくれているみたい」
ただ今日も風が強くて塔には登ることが出来ないのかもしれません。
日本も春には「春一番」が吹くのですが、ドイツも春は風が強い日があるんですね
春は天候が不安定だから「落ち着きのないもの」の喩になるんだそうです
「春のお天気も、イースターの週ってことも、サマータイムも気が付かなかった」
「最近の旅行は脇が甘い感じだ~」
「反省」
でも春のドイツに行くのにちゃんと調べて来たものがあります
「Spargel(シュパーゲル)」
「サッカーファンの方 シュマイケルじゃないよ」
ドイツに春の訪れを告げる食べ物「シュパーゲル(白アスパラガス)」
日本でアスパラガスと言ったら主流はグリーンですね。
ドイツでは「アスパラと言えば白」と言われるほど親しまれているんだそうです。
ドイツ人にとって春の訪れを実感できる特別な存在って紹介されていました。
シュパーゲルを楽しめる期間は短くて、6月末にはもう食べられないそうです。
「しかもシュパーゲルは高価な野菜」
輸入品は安いのだそうですが、ドイツ人はドイツ産にこだわるんだそうです。
「シュパーゲルを食べたいな」
デュッセルドルフ中央駅に戻って来て、どこで食べられるのか考えていました。
「レストランは食事の量が多いしなあ・・・」ドイツの一人前はメチャ多いそうです
「しかもシュパーゲルのお料理を食べようと思ったら結構高いらしい」
「シュパーゲルの特別料理が準備されているらしいけれどドイツ語が分からないし」
アパートメントの方角と反対方向の出口付近のお惣菜屋さんを覗いてみました。
「いつもアパートメント方向しかちゃんとチェックしていなかったし」
「このお惣菜屋さんはハムとかソーセージがグラム売りしていたから利用してなかったのよね」
「パックになっている方が買いやすいからね」
人気があるらしくて次々お客さんが買い物をしていきます。
混んでいるお蔭で、私はたくさん並ぶお惣菜や手作りサンドウィッチを選ぶことが出来ます
「もしかして・・・」
「シュパーゲル」
「パンに白いのが挟んであるけど・・・」ハムと葉の野菜と一緒に挟まっているのは確かに白アスパラガスです。
「決めた」
「This Bitte(Please)」
「私ったら嬉しくて思わず英語とドイツ語混ざって注文してるし」
サラダとビールも買ってルンルンでアパートメントに帰りました
白アスパラガスですけれど、口に入れるととろけるように柔らかく、ほんのり甘くて優しい味で、すごく美味しいです。
「春のドイツではぜひ食べてみてくださいね」
続く
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