Indian summer

薄れていく日々の記憶の備忘録として

That it's time to live

2022-11-01 22:42:17 | 日記

ふと思い出しました

 

昔々

とある業務に従事しているとき

別の班におじいさんのような先輩と

おとなしい新人がいました

 

新人といっても

自分より年上でした

 

いつも新人は先輩に怒鳴られていました

やってることが違うとか

意味がわかってないとか

人前で怒られるので気の毒に思いました

今ならパワハラで批難されることでしょう

新人はいつも悲痛な顔をしていました

しかし、先輩は他の人には笑顔で話すいい人でした

 

そいうこともあり、周りは黙っていました

 

次に彼らと会ったのは数年後でした

新人の顔は明らかに変わり

だいぶ慣れて肩の力が抜けていました

先輩の言葉はキツイ部分もありましたが

新人は当たり前のように黙々と仕事をしていました

話をすると、笑顔がでるくらいでした

 

最後に会ったのは

新人だけでした

部下を連れて立派に指導していました

もはや、新人ではありませんでした

先輩は別の仕事に行っていていませんでした

 

若くないのに転職し

ブレずに頑張り続けました

そして、一人前になりました