いよいよ大阪の地に送り返される時が来ました。
まだこの辺りはかろうじてハワイの色合いを残してるかなと思いつつ
窓の外の景色を眺め続けます。
ハワイ諸島が時々見れますが、この時はマウイ?がかろうじて見えたのがハワイ最後の眺めでした。
雲が多くて地表の眺めはあまりありませんでした。
雲が多くてもハワイ周辺の空の旅は好きです。
空も海も透明度が高く、もやっとしたところがありません。
なにより青がいい
お待ちかね?の機内食。
エコノミーの機内食なので大したことないのでしょうが
僕にはありがたい楽しみです。
もうオアフ島から1500kmも離れてしまいました。
でも。全行程の6600kmからするとハワイの方がだいぶ近い
いつもする馬鹿な想像ですが
もしもハワイまで海上道路があったとしたら・・・
時速100kmで1日10時間走ったとしても
片道7日間!
飛行機ってありがたいです。
単独ヨットでこれを渡る人はすごいと思います。
進んでるのか進んでないのか分からなくなるような大海原。
でも不思議と安らぐ青さと白い雲。静かな静かな青い砂漠。
高さ10kmの特等席。
ハワイ上空から雲が多いと思っていたら
怪しい黒い雲が眼のすぐ上に覆いかぶさって来ました・・・
こんなに黒い雲と青い海との対比は飛行機ならではの眺めと思い撮り続けました。
雨雲の真下を高度を上げもせず下げもせずに飛び続けました。
う~ん、絶妙の高度でしたね~黒い雲の境目を見続けることが出来ました。
しかし、だんだんと下の海にすぐ上にも白い雲が眺めを奪いつつありました。残念・・・
で、お待ちかねの軽食。
これまた嬉しい。
まったく手を付けられない若い女性も散見されましたが
せっかくの空の旅のちょっとした食物、無駄にしちゃかわいそうです。
まあ、味は抜群ではないでしょうが、僕は嬉しい(笑)
楽しい空の旅も終りです。
和歌山の最南端、串本の潮岬と大島の特徴的な地形が見えました。
車で何度も潮岬までドライブで行きましたが
かなりの距離で時間もかかります。
恐るべき飛行機の速さ!
あっという間に御坊の火力発電所まで北上しました。
あ~日本の景色はハワイと比べるといつもぼんやりぼやけた印象です。
透明感とか海や山の色合いとかが断然違います。
大阪平野と関空の滑走路がすぐそこまで見えてきました。
友ヶ島が上空から見ると大阪とすごい近いように見えてしまいます。
第二次世界大戦の時、この島は大阪湾を守る要塞として砲台をたくさん据え付けて
武装されていたそうですが、このアングルで見るとすごくそれを実感できました。
ほんと大阪を守る壁のようにも見えます。
着陸コースに入るために大きく迂回して淡路島の上空で機体を大きく傾けて旋回します。
洲本市や南淡路市の真上を飛びます。
日本の田畑は上空から見ると非常に美しくのどかさを湛えていました。
淡路島も大阪の山の上から見ると遠い距離を感じますが
飛行機からは地図のごとく近く見えます。
あ~着陸だ~・・・あ~ぁ・・・
未練がましく、ハワイ時間のままの腕時計を日本時間に合わせ直そうとします・・・
この夕日がしばらくするとハワイにも沈むのかとか
未練たらたらです・・・。
明石海峡大橋に沈む夕日と船のシルエットは・・・
きれかったです。
これでおしまいです~
次のハワイ旅行までは日本の写真を綴って行きます。
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