品川区大井町愛D歯科&矯正歯科(抜かない、削らない、神経を残すや顔や口の健康美容を目指します。)

歯を抜かない子供の矯正治療や矯正歯科、むし歯や歯周病予防、歯科ドックなども行い、顔や口の健康美容を考え治療を行います。

ベジタリアン・ヴィーガン・グルテンフリー・マクロビオティック

2019-06-06 17:01:15 | 食事生活

40数年前に、玄米菜食や断食、西式健康法やヨガなどに出会って、それ以来

世界中の食生活や食事療法について、研究してきました。

また大学生時代からいろんな飲食店のアルバイトをしてきた経験から

歯科医になってからも折につけ、街の飲食店のアドバイザーやマネージメントを

ボランティアや国際交流の一環として行ってきました。


40数年前には、今では、街のいたるところに出ている表題のような言葉は、

ほとんどの日本人は知りませんでした。(グルテンフリーはなかったと思います)

それが、今では、健康意識の高い人たちの間では、何らかの形で生活に取り入れている

人が多くなってきました。


身体には、決していいとはいえないラーメン屋さんでも最近は、

ベジタリアンラーメン・グルテンフリーラーメン・糖質制限ラーメンなどを

提供する店が出てきました。

その中の一軒、

 

ヴィーガン担々麺

 

 

 

 

 

何も言わないで出されたら普通の担々麺と違わないと思います。

この担々麺が健康にいいか?どうか?のコメントは控えますが、

少しづつ、世の中が変わってきたのだと思います。

 

食事の次は、食物を「噛む」ためのお口の周囲の問題や口呼吸の問題や腸の問題を

もう少し広めていかなければと思っています。

食事に、40数年かかったので、「狭窄歯列」「病巣疾患」「歯原性菌血症」「不顕性誤嚥」

「オーラルフレイル」「手足(指)の問題」などが、認知されるのに、

あと何年かかるかわかりませんが、その先にあるのは、がんや難病などの医療の問題だけでなく

不登校などの子供たちの社会問題にも関係していると思われるので、地道に活動していきます。

 


先日の夕食は、ベジバーガー

2019-06-06 02:24:04 | 食事生活

ビーガン、ベジタリアン専門のハンバーガーショップに行ってきました。

最近、街には、アメリカ並みにベジタリアンやビーガンの専門のレストランや

玄米や雑穀米の食べられる定食屋さんが増えてきました。

本日は、竹炭のバンズに、植物性のパテを使ったビーガンバーガーをいただきました。

 

 

 

 

 

写真で見ると、黒いバンズですが、食べてみるとやわらかくてもちもちして

具も多くて食べ応えがありました。

ごちそう様。

 

 

 

 


歴史に埋もれた「食育」の賢人 中原市五郎

2019-05-21 12:44:08 | 食事生活

この世で、「食育」という言葉を最初に唱えた「食育の元祖」は、

医師で薬剤師でもあった石塚左玄です。

まだ、日本に栄養学ができる前に、食養(学)として、

食事で様々な病気を治していました。

そのことは、「食育」や「栄養学」を知っている人にとっては、少なからず

ご存知だと思います。

ただ、その石塚左玄と一緒に「食養会」をつくり、こんにちの

「食育」の基礎をつくった人物の存在は、ほとんど知られていません。

その人物こそ中原市五郎です。

中原市五郎は、歯科医師です。

つまり、現在で云うところの医療の「三師会」、医師・歯科医師・薬剤師の3師が

協力して、「食育」の礎を築いたのです。

その後、栄養学が世に出てきて、長い間、食養学と栄養学は、対立することになりました。

そんな中、歯科医師の中原市五郎は、「食養道」を貫き、

私たち後輩に、次のような言葉を残しました。

 

歯科医師の職務については、歯牙口腔の疾病を治療し、歯牙の保存補綴を行なうばかりでなしに、

歯科衛生を主宰しなくてはならない。

歯科衛生は、歯を保存保護するだけでなく、食物の品質良否を鑑別するのも歯科衛生の領域なのだ。

だから食物に関する知識は、歯科衛生学上習得すべき学問である。

歯科医は、食物に関する知識を習得して、自身それを実践し、これを広く社会に知らしめ、

個々の人々を指導する義務がある。

それはまた、歯科医の権威でもあると、述べています。

 

「自身それを実践し」の部分は、なかなか難しいところは、ありますが、

石塚左玄と中原市五郎の「食育」「食養学」「食養道」の

意思は受け継ぎ、そこに、現代人が抱えた「食」以外の大きな問題である

噛めない、噛まない、うまく飲み込めない、口呼吸や姿勢や発音の改善のために

「狭窄歯列」を是正することと「食」とをリンクさせて、病気の予防や治療を

医科歯科連携で行っています。

その活動を飲食業や農業従事者にまで広まるようにも、しています。

健康、未病、病気についての答えは、もうすでに100年も前に出ていたのです。

 

 

 

 

 

 


2つの食育

2019-04-24 10:31:55 | 食事生活
「食育」には、2つの食育があると言われています。

1つは、口に入る前の「食育」
これは、一般的には、人々が自らの身体に良い飲み物や食べ物を選ぶ能力を身につけて
将来の生活習慣病などの病気の予防に役立てる教育をするというものですが、
そこまでは、口に入る前の話しです。

2つめは、口に入った後の「食育」
せっかく、身体に良い飲み物や食べ物を摂っても、それが身体の中で効率よく
利用されなければ、意味がありません。それには、食べ方が重要になってくるのですが、
そのことについては、残念ながら今の日本ではあまり触れられていません。
なぜなら日本は、歯や顎や噛むという事に関しては、世界的に見ても関心が低い国だからです。
「よく噛んで食べる」という一見ありふれた健康法が、現代の「食育」の盲点になっているのです。
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