口の中に存在する金属から発生するガルバニー電流の測定
歯科用金属から発生するガルバニー(ガルバニック)電流とは?
歯科用金属から発生するガルバニー電流とは?銀の包み紙やアルミホイル、金属製のスプーンを噛んでピリッとしたり、キーンと感じた経験はありませんか?これがガルバニー(ガルバニック)電流(以下ガルバニー電流と表記)です。
ガルバニー電流は、一般には異なる種類の金属が触れ合うと発生します。口腔内は唾液で電気の伝導性が高まっているため、一種類の歯の金属が存在するだけでもガルバニー電流を発生します。
歯科用金属によるガルバニー電流と身体の不調との関係
脳は微弱な電流によって体をコントロールしています。また「脳波」や「心電図」は、脳や心臓が活動する事で発生する微弱な電流を測定したものです。このように人の体は、熱や電気を非常に通しやすく出来ています。特に口は重要な臓器である脳と心臓の間にあり、なおかつ脳の近くに位置しています。したがって、口の中でガルバニー電流が発生すると脳からの指令が混乱してしまいます。
ちょうど、精密機器が妨害電波で誤作動する現象とよく似ています。その結果、体の痛み・疲れ・不眠・イライラといった様々な神経症状を引き起こします。その殆どは歯の金属によるガルバニー電流の発生が原因と気付かないまま、不快な症状が続くことになります。
最近、ガルバニー電流によって、体が痛みを感じやすくなる原因がわかってきました。それは、ガルバニー電流によるマグネシウムの不活性化が原因です。マグネシウムは痛みを抑える働きをしますが、ガルバニー電流が流れていると正常に作用しません。歯の金属を取ったことによってマグネシウムが正常に作用し、歯とは何の関係もなさそうな膝や腰などの痛みが緩和されたという症例は多くあります。
「ゼロテクター」でのガルバニー電流の測定
愛D歯科&矯正歯科では「ゼロテクター」を使用して、電磁波やガルバニー電流の影響で歯に溜まった帯電量を測定します。座って口腔を開けていただくだけで簡単に測定できます。
測定後、生体許容範囲の10倍程の電気が歯の金属に溜まっている方もおられます。
そして、症状としては、不定愁訴を訴える方もおりますし、自覚症状がない場合もあります。
自覚症状の在る無しに関係なく、金属は溶け出し体内に堆積している場合があります。
ノンメタル治療によるガルバニー電流のゼロ化
ノンメタル治療(メタルフリー治療)「ゼロテクター」を使って歯の金属に帯電している電気を放電することは出来ますが、根本的な治療にはなりません。放電により症状が改善した場合でも、そのまま歯に金属が残ったままでは再びガルバニー電流は発生します。
根本的な治療は「ノンメタル治療(メタルフリー治療)」を行うことです。
さらに、食事を中心に栄養指導が必要です。