昨日、令和2年度5月の貿易収支が季節調整済みで5,568億円の赤字と発表された。この額の評価については今後の専門家の知見が待たれるが、僕は驚かない、何せ職場で使う消しゴムから自宅で使用しているポータブルCDラジカセまで、輸入品に取り囲まれて生活している。なぜ、輸入品が多いのか、それは単純に国産品より安いからだろう。例えば国産のフェイスタオルは輸入品よりも高い、だから、消費者は、特に将来の所得環境、簡単にいうと失業するかもしれないと思っている人たちは、もしもの時に備えて現在の支出を減らそうとする、これが市場において同等の輸入品よりも相対的に高価な国産品の敗退につながるということは素人の僕でもわかる。だが、基軸通貨を持たない日本という国が生産拠点の海外移転を座視することは、後々の国民の生活に損害を及ぼすのではないか。今必要なことは消費者が将来に抱く漠然とした不安を和らげる方策ではあるまいか。その上で、消費者が多少割高でも国産品を購入できるような環境を整備することではないか雇用不安を解消はできなくとも緩和しようとする姿勢ぐらいはあってもよいと思う。ともかくもうそろそろ国内の生産拠点も需要な資源であるということに気がついてはどうかと思った。
今日は朝からひどい倦怠感があった。つらい。
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