先週の世界経済は安定していたのではないかと思う。安「底」という言い方もあると思うが。
日本時間14日(火曜日)に発表された中国6月の貿易収支(ドル建て)は輸出がは前年同月比0.5%増の2,135億ドル(約22兆8千億円)、輸入は同2.7%増の1,671億ドルだった。輸出、輸入ともに前年同月の水準を上回るのは令和元年12月以来、6カ月ぶりという。貿易収支は464億ドルの黒字だった。輸入の回復で黒字額は前年同月より9%減った。輸出が市場の大方の予想を上回ったそうだから中国が依然として「世界の工場」であり続けていることは変わらないのではないか。もっとも輸入の増加は景気刺激策が背景にあるそうで、裏を返すとこの刺激策の効果が剥落した場合に旺盛な生産を吸収出来るだけの内需がなければ中国製品は市場を求めて国外にあふれ出すことになるわけで、今後も中国の動向には要注意だろう。日本時間16日に発表された4~6月の国内総生産(GDP)の実質成長率は前年同期比3.2%と2四半期ぶりにプラスに転換した。GDPは「企業支出+個人支出+政府支出」で把握されるが、今回の中国のGDPは雇用が弱いままで、従って洪水などの不安要因を指摘する見解もある。先行き不安とはこのことか。もっとも中国政府発表のGDPの信頼性にはかなりの程度、疑問が持たれているようではあるが。
日本時間7月13日にアメリカ財務省が発表した同国財政収支は約8,640億ドル7000万ドルの赤字で落着。邦貨換算で実に約93兆円前後というから外国のことながら心配になる。さすがアメリカ、やることがビック!!。アメリカの将来の財政見通しに関しては良くて現状維持、悪ければ国内経済対策(特にコロナ危機への対応)のために米国債の大量発行により米ドルが基軸通貨としての地位を喪失するのではないかという論考もある。どちらに転ぶかなんて素人の僕には予測出来るわけないが、中国もアメリカもやることが大きいなぁとは思う。ちなみに日本時間14日の夜に僕がみたアメリカ国債十年物の金利はおおよそ0.62%で先週よりも低下している印象。市場はアメリカの財政状況の悪化を織り込み済みなのか、それとも招来、緊縮財政が強化されることを見込んでいるのか、素人の僕には判断できない。
さて日本市場、といっても東証一部の動きしか見ていないのだが。
7月13日から17日までの7月第3週の動向について
第3週では始値より終値が高かった陽線の日は2日、始値より終値が安い陰線の日は3日。サイコロジカルラインは過去12日間で50、17日現在の5日移動平均線は22,756円81銭、25日移動平均線は22,437円丁度となっている。17日終値は22,696円42銭だから5日線/25日線は101.4%。前回、過去半年間で5日線と25日線がゴールデンクロスを示現したのは4月8日で、この日の高値は19,454円35銭、そこから6月10日の高値23,175円82銭まで上昇、6月10日高値/4月8日高値は約119.1%。この間、日銀は政府の財政出動と歩調を合わせるかのように4月27日に追加の緩和を実施して市場に資金を供給している。FRBも3月3日、15日に臨時の、そして、4月28日、29日には定例の連邦公開市場委員会を開催して金融緩和を決定している。つまり、市場には4月8日以降も潤沢な資金が供給されている訳だが、6月10日以降は金融緩和の継続はあっても緩和はない状況となった。それでも市場は将来の株価上昇を見込むだろうか。14日日足RSIは小刻みに上昇と下降を繰り返しながら7月18日終値で61.86、ボリンジャバンドは期間25日で+2シグマが23,009円34銭に位置している。パラボリックもそろそろ陰転しつつあるように見えるが。
この頃、ロシア女性のYouTubeを見ている。日ロ間には北方領土や安全保障上の問題があるが、それでも僕にとってロシアは興味深い国。まあ、当世、気楽な民間交流ということで楽しんでいます。というわけでアリョーナが好きです(笑)。
日本時間14日(火曜日)に発表された中国6月の貿易収支(ドル建て)は輸出がは前年同月比0.5%増の2,135億ドル(約22兆8千億円)、輸入は同2.7%増の1,671億ドルだった。輸出、輸入ともに前年同月の水準を上回るのは令和元年12月以来、6カ月ぶりという。貿易収支は464億ドルの黒字だった。輸入の回復で黒字額は前年同月より9%減った。輸出が市場の大方の予想を上回ったそうだから中国が依然として「世界の工場」であり続けていることは変わらないのではないか。もっとも輸入の増加は景気刺激策が背景にあるそうで、裏を返すとこの刺激策の効果が剥落した場合に旺盛な生産を吸収出来るだけの内需がなければ中国製品は市場を求めて国外にあふれ出すことになるわけで、今後も中国の動向には要注意だろう。日本時間16日に発表された4~6月の国内総生産(GDP)の実質成長率は前年同期比3.2%と2四半期ぶりにプラスに転換した。GDPは「企業支出+個人支出+政府支出」で把握されるが、今回の中国のGDPは雇用が弱いままで、従って洪水などの不安要因を指摘する見解もある。先行き不安とはこのことか。もっとも中国政府発表のGDPの信頼性にはかなりの程度、疑問が持たれているようではあるが。
日本時間7月13日にアメリカ財務省が発表した同国財政収支は約8,640億ドル7000万ドルの赤字で落着。邦貨換算で実に約93兆円前後というから外国のことながら心配になる。さすがアメリカ、やることがビック!!。アメリカの将来の財政見通しに関しては良くて現状維持、悪ければ国内経済対策(特にコロナ危機への対応)のために米国債の大量発行により米ドルが基軸通貨としての地位を喪失するのではないかという論考もある。どちらに転ぶかなんて素人の僕には予測出来るわけないが、中国もアメリカもやることが大きいなぁとは思う。ちなみに日本時間14日の夜に僕がみたアメリカ国債十年物の金利はおおよそ0.62%で先週よりも低下している印象。市場はアメリカの財政状況の悪化を織り込み済みなのか、それとも招来、緊縮財政が強化されることを見込んでいるのか、素人の僕には判断できない。
さて日本市場、といっても東証一部の動きしか見ていないのだが。
7月13日から17日までの7月第3週の動向について
第3週では始値より終値が高かった陽線の日は2日、始値より終値が安い陰線の日は3日。サイコロジカルラインは過去12日間で50、17日現在の5日移動平均線は22,756円81銭、25日移動平均線は22,437円丁度となっている。17日終値は22,696円42銭だから5日線/25日線は101.4%。前回、過去半年間で5日線と25日線がゴールデンクロスを示現したのは4月8日で、この日の高値は19,454円35銭、そこから6月10日の高値23,175円82銭まで上昇、6月10日高値/4月8日高値は約119.1%。この間、日銀は政府の財政出動と歩調を合わせるかのように4月27日に追加の緩和を実施して市場に資金を供給している。FRBも3月3日、15日に臨時の、そして、4月28日、29日には定例の連邦公開市場委員会を開催して金融緩和を決定している。つまり、市場には4月8日以降も潤沢な資金が供給されている訳だが、6月10日以降は金融緩和の継続はあっても緩和はない状況となった。それでも市場は将来の株価上昇を見込むだろうか。14日日足RSIは小刻みに上昇と下降を繰り返しながら7月18日終値で61.86、ボリンジャバンドは期間25日で+2シグマが23,009円34銭に位置している。パラボリックもそろそろ陰転しつつあるように見えるが。
この頃、ロシア女性のYouTubeを見ている。日ロ間には北方領土や安全保障上の問題があるが、それでも僕にとってロシアは興味深い国。まあ、当世、気楽な民間交流ということで楽しんでいます。というわけでアリョーナが好きです(笑)。
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