ひだまりでおひるね(主にドラマ/相棒/特撮感想・イベントレポブログ。好きな俳優さん多すぎて困ります^^;コメ歓迎です♪

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大野智:鍵のかかった部屋 第1回

2012年04月16日 23時16分47秒 | ドラマ
9時24分、まだ謎も解けていない時間に既におおちゃんのかっこよさに満足していた私(笑)

おおちゃん、かっこいい(うっとり)

どんな役を演じてもおおちゃんはかっこいいんですけど、こういう無表情で天才で世俗で疎い役は際だってかっこいいですね。
ほんとに番組中盤で既に満足しきっておりました。
そして、密室を解き終わって逆光に彩られるおおちゃんに更にうっとりでございますよ。
おおちゃん部分だけで100%満足です。


でも、このドラマはそれだけではなかったです。


まずは、弁護士と鍵屋さんという組み合わせがおもしろい。
正確には警備会社の人間で鍵オタクですね。
一回目でははっきりと立ち位置が明かされていませんが、普段は倉庫番で黙々と昔の解けない鍵を解いているようですね。
佐藤さんが金庫に閉じこめられたような特殊な時だけ出勤するのでしょうか?

ごつい眼鏡に完璧無表情から繰り出す鍵ウンチクが素敵。
と、またおおちゃんのかっこよさを語りそうになりますが、それは、おいておいて(笑)


いつもは重厚な演技をしている佐藤さんがわたわたしている場面から入るところもおもしろいですね。
惹きつけられました。
いつも思慮深く口にする言葉が思い佐藤さんが、有能なんだろうけど、楽(でもないと思いますけど)な方な金稼ぎに執着する、ぎゃあぎゃあわめく、簡単に部下を責めまくる姿は中々新鮮でした。

ミステリへの不満が傑作でしたね。
すぐ推理を語ればいいのにもったいつけるから名探偵ミステリが嫌いだ! って言ってるのに、おおちゃんが謎解きは明日、って言っちゃって、もう、佐藤さんは、出たよ、それがいやなんだ、とわめくわめく、そして、その台詞をぶったぎるように暗転して、画面のこっちで大爆笑してしまいました。

でも、このおおちゃんの「明日」がただの笑いじゃなくて、ちゃんとした伏線なんですよね~。
笑わせておいて、伏線。
まずは、謎解き部分は、その意外性の部分で感服でございます。

そして、専門外だというのに法医学まで勉強した榎本おおちゃんの推理。
すばらしうございました。

死後硬直のことまでは考えたけど、死後硬直後が解ける部分までは忘れておりました。
法医学教室もの大好きな私としては不覚でございました。

そこで、おおちゃんの推理は終了。
密室は解いたけど犯人までは見つけない。

興味ないから(笑)

ここもかっこいい、かつ、笑い、そして、多分、唖然としてした人がいるはず。

そこに颯爽と現れる佐藤さんですよ。
あんなに道化っぷりを晒して来たのに、最後に遺言状の内容から推理して犯人を追い詰めたのは佐藤さんでした。

ああ、やっぱり佐藤さんもかっこいい。
あんまり記事に書いたことないけれど、密かに佐藤さんラブでございます。

ちゃっかり謎解きを自分がやったかのようにクライアントに言う佐藤さんも素敵でございました(笑)


そして、清涼剤のようなまっすぐなんだけど、ドジっこな恵梨香ちゃん。
彼女がいい対比になっています。


三人の性格のバランスが絶妙ですね。


そして、監督がライアーゲームの松山監督。
演出も魅せる演出でした。
秋山のかっこよさの演出が、そのまま榎本のかっこよさの演出に生きてました。


番組の初頭から音楽もいいなと思ってました。
軽妙えポップな感じの音楽。
KenAraiさんは今までチェックしてなかったですが、これからはチェックですね。


誰が原作なんだろうと見ていたら貴志さんでしたね。
黒い家あたりでおどろおどろしいお話を書く人なんだと思っていたのですが、こんなおもしろいキャラ設定のお話も書くんですね。
でも、謎解き部分はしっかしとした手応えのあるおもしろいミステリでした。
これは、原作を読んでみたい。
ドラマが終わってから。


ドラマに満足してしまって、原作を読まないこともよくあるのですが、逆に原作の方が絶対おもしろいから、ドラマ前に原作を読まないこともあります。
今回のドラマはどっちかわかりませんが、とりあえずは、おおちゃんのかっこよさを堪能してから、原作のおもしろさを味わいたいと思います。


いつもはつぃったで呟いているドラマの感想ですが、鍵のかかった部屋のおおちゃんのかっこよさは語りたくて記事にしてしまいました。

この番組は月曜の癒しになりそうです♪



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