最近テレビのお笑い番組を見ていたら あのIKKOさんのうちに掛け軸があって 「人生芝居 一幕の思い」と書いてあることが紹介されていました。非常に感銘を受けました。
書いた人の本当の意味は私にはわかりませんが 私はなんと簡明に人生の仕組みについての真実をしかも上手に端的に表現していると思いました。
まさに人生はしっかりした台本に基づいた芝居だと思います。そして一幕は今回の人生 生まれて死ぬまでです。そこで何かに悩んだり苦しんだりするのは今回の人生の間だけだと考えてよいと思います。次の人生は ふつうは新しいテーマに取り組むと考えます。
また芝居のようにメインストーリーは前もって設定されているようです。登場人物も決まっているようです。しかも台本は魂の状態の時に自分が書いた筋書きですからしっかりしたものです。人間の頭で書いたようないい加減?のものではありません。
そのうちの1幕がひとつの人生。全体の芝居の一幕に過ぎないというわけだと理解しました。全体で何百もの「幕」の一つに過ぎないのです。ですので一つの人生だけを見れば なかなか納得のいかないものであっても 基本的に全分野を体験するという趣旨から全体的に見ればなるほどといえるようです。
ですのですべては仕組まれた一種の芝居です。
決まってないものはそれぞれの出演者がどれだけ成長するかだけです。予想外に成長したりしたときのためにオプションの筋書きがちゃんと用意されているという仕組みのようです。
それをアストラル界という天界の観客席で見ている人はそれぞれの搭乗者のサポーターであるそれぞれの魂です。でも居眠りしながら見ている観客ではありません。泣いたり笑ったり苦しんだりする天使に対して 魂も彼らに入れ込んで見ています。共感しながら。
というのも演じている役者はそれが芝居ではなくて現実だと思ってやっている(もちろんのこと魂と違って筋書きも知らされていないのです)から真剣であり 魂もそれがわかっているから真剣なのです。大きな違いは当然ながら魂の方が圧倒的に現状についての視野が広いことでしょう。
一幕の間に役者が大きく成長した場合は 筋書きが微妙に変化することでしょう。悲劇になるところがハッピーエンドになっちゃったなんてことだってあるかもしれません。
ですので 筋書きがある程度の自由度を持った芝居ともいえるでしょう。
ひとつの人生途上で人間が体験する大きな悩み 壁というものは一幕の思いであり基本的にはその人生だけです。しかしそのテーマについてもっと奥ふかく学びたいと思えば 次の幕でも取り組めるというわけです。
(続く)
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