まーくんブログ「人生って何?」私自身の体験をお話しします。お役に立てれば嬉しいです。

何のために生きてるのか? 人生に目的はあるのか? 死んだらどうなるのか? 悩みを解決するにはどうしたらいいのか?  

第75話 成長の各段階の説明

2018年12月17日 | どう生きたらよいのか

前述のホゼ先生の本の中から 成長の各段階の要約を示しておきます。

①赤ん坊
一番若いレベルです。基本的にものごとを「自分」と「それ以外のも
の」という枠組みで見ます。その枠組みで見て理解できないものに出会うと攻撃したり破壊しようとします。抽象的な考え方が出来ず 激怒 衝動 恐怖などの原始的な感情による行動が多いのが特徴です。
また必要なことを相手に伝えるだけで 心と心を通わせる人間関係を持つことができません。このレベルの人は非常に少数です。

②幼児
この段階では他人と同じようにすることで安心感を得ます。そのため知らない人やものに対して警戒心を抱く傾向があり見かけや行動が違う人や環境の変化が苦手です。つまりオーソドックスで保守的な考えの持ち主で 仕事でもセックスでも決まったやり方を好み創造性に乏しい。現在世界の20%の人がこのレベルに
います。

③チャイルド(子供)
このレベルの人は世界を勝者と敗者 強者と弱者という枠組みで見ていて 他人と競争して勝とうとする意志が強く 他人から抜きん出ようとします。この世を適者生存の競争社会だとみているのです。
人間関係は 他人と対等に付き合うということよりも 何らかの目論見を以って築こうとします。仕事は勝者になるために犠牲を払ってでも必死に働く野心家です。実業界のトップや政治家 学者 ちょっとでも人よりいい収入や生活を得たいと考えるふつうのサラリーマンなどがこのレベルに多く見られます。また向学心や冒険心があり利益や目的のためなら変化を恐れません。
現在世界の約3分の1の人がこのレベルです。

④青年
このレベルの人は他人の考えや感情をよく理解でき 深く長続きのする人間関係を育てることが出来ます。ただ他人の悩みに同化しすぎたり自分の問題を相手の中に投影して問題を複雑にしてしまう傾向があります。多くの分野で非常に優れた能力を発揮し しばしば大きな貢献をもたらします。理想主義的で新しい考え方や解決法を好みます。また極めて冒険的であるためこの人たちの人生は危なっかしいものになることがあり他人はそれをよく理解できません。
このレベルはセラピスト 教師 社会的メッセージを伝える作家 芸術家 音楽家などに多く見られます。現在世界の約3分の1の人がこのレベルと考えられます。

⑤アダルト(大人)
このレベルの特徴の多くは青年と同じですが 経験を積んだ分 広い視野を持ち 感情的には超越しています。自分には自分の 人には人のやり方があるという考えを持っているため場合によっては他人から冷たい人と見られることもあります。
思考と感情と行動のバランスをうまく取れ 仕事は自分の心を豊かにしてくれるものを選び 人間関係は親しく思いやりがあるため長続きします。彼らは多くの分野で自然に備わった才能を持ち 少し練習するだけでマスターしてしまいます。
このレベルには哲学者 精神的成長を求めている普通の人 自然を愛する人 ヴィジョンを持った世界的リーダー 芸術家 作曲家などがいますが まだ世界の10%程度しかいないと考えられています。

(続く)


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