私たち人間は本来「生かされている」という表現をよく耳にします。
まさにその通りだと思います。誰に生かされているかというと 自分の魂です。この地球に居る私たちを「担当している」魂は みんなで「手分けして」 自分という一人の人間が今回人生をこのように生きたという情報 いわば「個人情報」を収集しているのが実情です。それが「私の人生」の実態のようです。
これをみんなでシェアし みんなの人生計画 みんなの理解のために役立てているわけです。ですから予定が狂って途中で死なれたらみんなが困るのです。また目に見えませんが守護霊が何人もついていて 魂の補佐をしているようです。まさに私たちは一人じゃないのです。
また魂は 予定した作業(カルマを創る またはカルマを返す行為)を私たちが予定通り実行できるように すべての段取りをします。
このカルマに関係する行為は 私たちにとってあまりうれしいことばかりでないので 私たちは本能的に気が重いのです。
私たちがたくさんの人生を歩んでいく過程でたくさんの人を傷つける つまり他人を傷つけ自分を傷つける人生を歩みますが 後半の沢山の人生の中では そのカルマを今度は返していくための作業が始まるのです。つまり傷つけた相手と立場を逆にして似たような事件を繰り返すのです。その中には殺人事件も含まれます。いまだにいろいろな「事件」が報道されるのはそのためです。
まさに人生は自分を傷つけ他人を傷つけることによって 自分を許し他人を許すことを学んでいることがわかります。そして究極的には他人とか自分とかの区別は本当には存在しないことを知り みんながばらばらであるのは幻想であり すべてがひとつであった状態に戻ることになるようで。言い換えるなら 今私たちはこの地球で 思いっきり孤独を味わい 他人というものを意識しながら 生きて行く 学んでいく ようになっています。それが魂の計画です。
そこで前に申しましたように 私たちが簡単に幸せになれないのは自分の能力が原因ではなく 私たちが幸せになる目的でこちらに来たのではないというのが その理由です。
善に対して悪があり 正しいことに対して間違いがあり 明に対して暗があるこちらの相対世界でしか体験できないことを次々に体験して オールラウンドに自分を知る それが目的だからのようです。
またこちらの世界ではご丁寧にも わざわざ幸せになるのを邪魔する仕組みが設けられていて それがドラゴンという潜在意識を使った巧妙な仕組みであるということです。
しかしここで決定的な救いがあります。それはドラゴンを変化させる方法も 幸せになる方法も 人生の目的も 全部同じひとつのことをすればよいということです。結果は同時に得られるということです。
それは成長することです。
(続く)
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