碧緑香華

中国語、武侠小説、ドラマの話などなどにたまに日常の話を織り交ぜて

笑傲江湖

2008-09-04 14:31:54 | 本と雑誌

笑傲江湖のVCD全40集と、文庫本全7巻・・・・・看完了。

映像(ドラマ)の方は、だいぶ前に見終えていました。

令狐冲を演じる、李亞鵬は回を重ねるごとに男らしく、そして色っぽく、いい男に変身していきました。

本を読み進めて行くと、ドラマのストーリーとの違いに、驚きながら、しかし・・・頭の中では李亞鵬の令狐冲が暴れまわっています。

驚き・・・田伯光が本の方では死にません。えっ?読み飛ばした・・・と思って確認の為また読んでみました。やはり亡くなるシーンは有りませんでした。実は、このシーンを見て涙を流したのでした。 なんとなく憎めない(好きかも)不可不戒和尚。

岳不羣の最後も、任我行の最後も違います。

終わり方は、ドラマの方がカッコイイなぁ、でも本の方の終わり方も、ラブラブで良いかも?

しかし、最後までお騒がせなのは桃谷六仙、老頑童が六人居るようなそんな愛嬌の有るキャラクターですよね~

この作品は、だいぶ前に友人にVCDを頂いて有ったのですが、何故か今頃見たのでした。もっと早く見ていたら、私も李亞鵬にゾッコンに成っていたかもしれません。←黄日華より前に(笑)

令狐冲兄さんの自由で、義が有り、技も超一流・・・・・英雄好漢だ!

任盈盈の様なお嬢さんと幸せに「笑傲江湖」を奏でる。

末永くお幸せに~って思いました。

笑傲江湖で金庸小説を好きになる気持ちが解りました。

私は、「碧血剣」で嵌りました。

さて、次回は・・・・「倚天屠龍記」の本を手に入れましたが・・・・・・・


陸小鳳伝奇(繍花大盗)

2006-09-29 15:52:44 | 本と雑誌

もうすぐ、本当に後わずかのページを残すだけで、読み終わります。

一巻目の(金鵬王朝)の冒頭で出てきた、毒甘栗売りの正体が、解かりました。

そして、次の(決戦前後)に続く登場人物も現われました。

この本は、タイトル~想像する。刺繍・・・・刺繍の上手な男?(繍花大盗)を陸小鳳が見つけ出し、やっけるのだと思っていました。

途中で、(繍花大盗)は、実は・・・・そして、最後にまた・・・・だったのです。

本当に、上質な推理小説を読んでいるような、トリックの謎が、そう言う事なら納得!などと思いつつ、ふ~むと読みふけっていました。

後、少しのページが残っていますが、陸小鳳は、どの様に事件を終結させるのかがとっても楽しみです。

そして、第三巻(決戦前後)の発売がとっても楽しみでーす。


陸小鳳伝奇(金鵬王朝)

2006-09-07 17:35:35 | 本と雑誌

古龍老師の本を読むのはこの本が初めてです。

まずプロローグを読んで、いきなり毒殺場面が・・・・主要人物の紹介から始るのかと思いきや、プロローグで出てきたがその後登場したのか?『熊ばあさん』毒手の使い手だよね~

まぁそんなことは置いといてね主人公の風体は、四本眉の一人の男なのです。

大酒のみで、女好き(?)豪快だよね~、そして、彼の周りの友人達が、個性的で、私は中では、とりわけ『花満楼』が、気に成りました。目が見えないのに、剣の使い手の剣を二本の指で、挟みとる技がさえる時の様子を、(⌒┐⌒)ジュルっと、妄想いたしました。

次のお話にも登場するので、また・・・沢山妄想しようと思います。

彼は、耳と鼻を駆使して、周りの状況や人物を判断する。目の見える人間では感じ取らない、自然への、そして時の流れへの感情溢れる表現が好きです。穏やか~?

文章中に、会話部分がかなり多くて、とっても楽しめます。

小鳳と、満楼のやり取りも、そして、最後の真相を突き詰めた時の、相手とのやり取りも、楽しめました。

推理小説みたいに、次はどんなどんでん返しが?えっ!奴が怪しい?などと、妄想を膨らましつつ、何時もより速いペースで読み終えました。

シリーズを完読する楽しみがまた、増えました。が、時間が足りないって感じかな(笑)

現在二冊目を読み始めました。

これがまた、こんな強い相手を、どの様に小鳳と、満楼で料理していくのが楽しみでーす。

この本を原作とした、映像って有るのかな~?