碧緑香華

中国語、武侠小説、ドラマの話などなどにたまに日常の話を織り交ぜて

陸小鳳伝奇 銀鈎賭坊 第二章

2008-11-19 13:08:51 | 古龍

グリーンデスティニー(電視版)のコレクションは、ただいま中国から取り寄せたDVD経済版がノーカットではなくて、日本版よりもカットシーンが多いかもしれないと言う事にガッカリしています。ノーカット版はもう無いのかもしれませんね。

 さて、陸の旦那がそろそろ登場したいと私を焦らせています。まだまだ、準備不足なのですが、とりあえず少しだけお話を進めて行きたいと思います。

第二章は『??秘窟』です。

では、第一章のラストシーンから

『1人は色鮮やかな桃のような絶世の美女で、頬杖をついてなみなみと注がれた琥珀色の美酒の水晶樽の傍らで、冷ややかに陸小鳳を見つめ、冷ややかに 「なぜ今頃やっと来たの?」と言った。』

     『??秘窟』

 この女は氷山、お主がもし彼女を触りに行きたいと思うならば、その手にしもやけを負う事を覚悟して気をつけなければならない。

 琥珀色の酒、透明な水晶の酒器、淡い緑色のひらひらとした薄絹の単衣。氷山の様な女は、此処に座っている。方玉飛の真正面に座っている。

 「氷山の上はよく滑る、おぬしは転ばぬように気をつけて降りて来い!」方玉飛は、微笑みながら陸小鳳の方を向き杯を挙げた。

陸小鳳も大笑いをした。

 方玉飛は「聞く所によると、おぬしは非常に腹を立てて怒っている時でも笑うらしいな!」と言った。

陸小鳳は、笑いが止まらない。

 方玉飛は、笑っているがすでに苦笑いに変わっている。そして「私はおぬしが、私に対して腹を立てているのを知っているぞ、しかし、私は確かに助言をした筈ではないか!」

 陸小鳳は笑いながら「確かに、友人が私に氷山に登る事なかれと助言したのを覚えているさ、その友人の名は・・・方玉飛!」

 方玉飛は顔をほころばせて「私はおぬしが絶対に忘れないと解っていたさ」

 「解っていた?まさか・・・あんたが本当にあの方玉飛だとでも言うのか?」

 方玉飛はため息をつき「私はもともと他人に化けたいと思っていたが、おそらくは似ることが出来ない」と苦笑いした。

 「少なくとも陸小鳳に化ける事は出来るだろう!」と陸小鳳が言うと、方玉飛の顔色は見る見るうちに変わり、苦笑いも出来なくなった。

・・・・・・・・・本日は此処まで・・・・・・

陸:「やっと俺様のことを思い出してくれたか?長かったなぁ~」

mi:「えっへ!本当はこのまま忘れ去ってしまおうとも思ったんだ、でもなんだかこのまま放って置くと、中国語への意欲も忘れ去りそうだから、再び登場してもらいました」

陸:「そうか・・・最近は李慕白とやらに入れあげてたもんなぁ~、ところでそんなに良い男なのか?」

mi:「当然了,他是英雄而且很?。」

陸:「そっそれってさ、邱心志とか言う俳優さんがかっこいいんじゃないの?」

mi:「勿論だけどね、武当派の太極拳の動きがとっても素敵なんだ、誰かさんの暗器飛ばしも素敵だけどね~♪」

陸:「俺をドラマにして、邱心志さんに演じてもらったらmiの心を鷲掴みできるかな」

mi:「陸の旦那の役は、邱心志さまでは似合わないだろうなぁ~。旦那のイメージはやはり・・・ニック・チョンかな。邱心志さまは、そうだなぁ~花満楼を演じて欲しいかも」

まだまだ、李慕白コレクションをしながら、陸の旦那にも登場してもらうつもりです。時間架かると思いますが、どうぞまたよろしくお願いいたします。

★何度もお知らせしますが、訳文は私の妄想訳でして、間違いなど有ります事をご了承ください。でも、これは絶対に許せないなぁ~と言う間違いがあればご指摘くださいませ。宜しくご指導くださいませ~★

 


グリーン・デスティニー 電視版 ④

2008-11-14 00:38:18 | 武侠ドラマ

100_0032 日本版のカットシーンが気になって、取り寄せた中国版を見ました。

まず最初に、とてもガッカリした事が・・・・・・・中国版(経済版)はノーカットではなくて、カットシーンが有ると言う事。それもとても大切なラストシーンが欠如しています。日本版のチャプター『花嫁略奪』までで、お話は終わってしまいます。途中もカットされてる感じがします。

でも、気になっていたここまでのカットシーンは、見ることが出来ました。

では、日本版には無かったシーンを少しお喋りしますね~

Img_0002 何剣娥に襲われて傷ついた?秀蓮を救った李慕白は、彼女に栄養を摂らせたくて木の上の小鳥の巣から卵を拝借して、廃墟に戻ると其処には?秀蓮の姿が無く慌てて探すのでした。

Img_0003 Img_0005 川で魚釣りをしている?秀蓮を見つけて二人で釣りをし始めると、謎の人物がもっと大きな美味しい魚が連れる場所を教えてくれ、其処で2人は仲良く魚を釣りました。 魚を食べる為に火で炙っている所へ役人達の捜査の手が伸びてきます。変に怪しまれるのを避けるために、昼間に出会った謎の男の人の所へ一晩身を寄せました。

Img_0006 この謎の男は、片腕しかなく、しかし武術の達人なのです。それを見抜いた?秀蓮はあくまでも警戒していますが、李慕白は疑いを抱いていません。1人暮らしの彼の寝床には、なんと三年前に無くなった妻のミイラが横たわっているのでした。そのミイラを愛しそうに接する彼を見て、?秀蓮も自分の抱いている疑念が過ちだと気がつくのでした。

Img_0007 Img_0008 夜が明けて、男に暇を告げて旅に出る二人。此処では行き先は2人とも別々の所へ歩き出した2人・・・李慕白は?秀蓮を有る場所に導きます。それは彼女の父と母の遺灰を何剣娥に襲われて、ぶちまけてしまった所なのですが、李慕白は、ちゃんと二人の墓を拵えてあったのです。紙のお金を墓前で燃やしお参りする?秀蓮。

Img_0009 さて、この後2人はそれぞれの旅に歩みだそうと、孟叔父さんがくれた饅頭を分け合うのでした。その時、饅頭にまぎれてなんと、孟大哥の居場所を書いた紙が出て来たので、?秀蓮も都へ行く事になりました。

Img_0012 さて、シーンが変わって、高先生は旅のと途中で「碧眼狐狸」に出会うのでした。

Img_0013 都に着いた李慕白と?秀蓮は、孟大哥の居場所を探すのですが、何故か?秀蓮はぼんやりと浮かない顔つき・・・李慕白は町の人に訪ね歩き大哥の居場所を見つけるのですが、?秀蓮は疲れたしお腹が空いたので休憩しようと言い出します。飯屋で沢山の料理を無理やり口に頬張る?秀蓮を優しそうに見つめる李慕白。料理を追加して少しでも時間を稼ごうとする?秀蓮に李慕白は「もう沢山食べたよ、お腹はいっぱいだろう?精神面で食べたいだけだよ」と言って、注文をさせずに「さあ、行こう」と言う李慕白。Img_0014 Img_0016 ?秀蓮は「まだ料理が残っているわ、全部食べないと勿体無い」と言います。それを聞いた李慕白は、自分の茶碗に残りの料理を全部入れて、口に掻きこんで「行こう」と促します。

Img_0018 再び、大哥の居る場所に近づくと、やはり?秀蓮は不安そうです。そんな彼女の為に李慕白は櫛を買い求めて、彼女の頭にそっと挿してあげたのでした。(このシーンはカットになってなかっよ、日本版)

本日は、此処まで次は李慕白と羅小虎の出会いなどなどです。