田青文(でんせいぶん)
天龍門北宗前掌門「田帰農」の娘
年は若いが関外の武林の間では大いに名をはせる。
容姿端麗頭脳明晰、遼東の武林から「綿毛貂」と呼ばれている。
物語の始まりに青文に想いを寄せる「曹雲奇」が
彼女の許婚者に嫉妬し戦いを挑む場面が印象的。
彼女の心に果たして有る者は?
さて、其の許婚者とは・・・「陶子安」青妹は贈り物を彼に贈っています。
女心は遠くに離れた許婚者よりも、己の感情を強引に
ぶつけてくる人を何時しか受け入れてしまうのでしょうか?
そして、自らの手で生まれた子供を死に追いやるという悲しくも、
辛い道を選び、その胸中に宿るものは・・・・・
武術をそれなりに身に付け、武林の世界で、
父の門派を守ると言う 使命感も有ったのかな?
女として普通の幸せを望む事は出来なかった
あくまでも、小説の世界では有りますが、女心は微妙です。