やっちのブログへおでんせ!

おでんせ…方言で「いらっしゃい」を意味します。音楽、時事問題など気になったことは何でも。

天野篤教授に知事選の出馬要請?!… 意味わからん。

2015-05-16 16:54:43 | 気になるニュース
自民党埼玉県連 知事選に「天皇陛下の執刀医」擁立へ (H27.5.13産経新聞配信 Yahoo!ニュースより)


自民党に限ったことではない。

誰でも彼でも、「著名人」や「有名人」を選挙に担ぎ出そうとするやり方が、昔から気に入らない。

「天皇陛下の」って冠もどうかとは思うが、一番 どうかと思うのは   自民党埼玉県連だ。

天野篤順天堂大医学部教授を担ぎ出さなければならないほど、事態は深刻なのかしら???

私からしたら、天野教授を担ぎ出そうとしていることこそが、「深刻」だわよ。

人様の人生に口を挟むような趣味はないし、どういう道を選択し歩んでいかれるのかは、それは天野教授がお決めになることで、他人がとやかく言うのも野暮な話だ。

しかし、

政治になると話は別。有権者が「清き一票」を投じて地域の頭を決めるわけだから、文句のひとつも言う権利はあるでしょう。

まぁ、私は岩手県民だから「清き一票」を埼玉県知事選に投じることは出来ないので、埼玉県知事選にはそもそも文句を言えた義理じゃないけれど、日本の医療の現場においてのことなれば、私にも言う権利はあるでしょう。

今の、これからの、日本の医療の世界において、特に心臓血管外科分野においては、天野篤教授を「欠く」という事態になって果たしていいのか?と、甚だ疑問に感じられて仕方がない。

いくら天皇陛下の執刀医だとしても、元から優秀でエリートで、何の挫折もなくシンデレラストーリーを歩いてきたような方だったら、ここまで有名にはならなかったでしょう。大学受験を三浪もしたり、最初は手術がうまくなかったなど、「苦労人」である部分に、人柄の良さを感じさせる雰囲気等が、我々庶民の心をギュッっと鷲掴みにしたのだと思う。今じゃ、天野篤教授を知らない人を探す方が難しいかも知れない。

だからと言って、その「知名度」を埼玉県知事選に使おうとする自民党の「シタタカさ」は、どうかと思う。熱でもあるんじゃないだろうか?「だから、自民党ってさ…」と言われてしまうのは、そういうところにも要因はある。

思わず、順天堂大学医学部のホームページに、「天野教授を引き留めてください!」ってメールしようとしたが、さすがにそれは思いとどまった。

何故なら、 私が思う天野篤教授なら、医療の世界に、より一層邁進なさる道を選択されるだろう 、
そう思ったからだ。

私が思う天野教授ならば…の話だけど…。



人気ブログランキングへ ←いつもありがとうございます。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 蜂窩織炎が治るまで | トップ | 本当の日本語って、何だろう? »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

気になるニュース」カテゴリの最新記事