記事引用:
国立感染症研究所(感染研)が、新型コロナの主な感染経路として、「エアロゾル感染」(空気感染)があると明記したことが波紋を呼んでいる。これまで感染研は「飛沫感染」と「接触感染」を主な感染経路として説明し、飲食店などでもその認識に基づいた対策を行ってきた。しかし、アメリカなどでは昨年から「空気感染」を主な感染経路として認め、換気などの対策に重点を移してきている。コロナ対策は今後どう変わるのか。
いま専門家らの間で「なぜ今まで明記しなかったのか理解に苦しむ」とまで言われているのが、(1)のエアロゾル感染について。感染研はこれまで主な感染経路として「飛沫感染」と「接触感染」を挙げていた。それは2022年1月に感染研のホームページで公表された「オミクロン株について(第6報)」にも記載されている。
従来株やデルタ株によるこれまでの事例と比較し、感染・伝播性はやや高い可能性はあるが、現段階でエアロゾル感染を疑う事例の頻度の明らかな増加は確認されず、従来通り感染経路は主に飛沫感染と、接触感染と考えられた
「エアロゾル感染」て、コロナ騒動初期の頃に、日本のドクターでも言及している人、いらっしゃった気がする。
空気感染だと、屋外でのマスク着用に何の意味もない…よねぇ(;一_一)
22年2月には、東北大の本堂毅准教授ら国内の感染症や物理学などの専門家8人が「世界的なコンセンサスが得られている考え方と一致しない」として、感染研に対し公開質問状を出す事態になっていた。
日本て、いつも世界の動きから一歩も二歩も遅れているよねぇ(;一_一)
「空気感染」を明記しなかったことで、どういった弊害が生じるのか。長崎大の森内浩幸教授は「飛沫感染と接触感染の対策で十分とミスリードした可能性はある」と見る。
例えば、飛沫感染の対策として挙げられるのが、飲食店のパーテーションやマスクだ。接触感染の対策では、手指やテーブルの消毒などが挙げられる。空気感染には換気が重要だが、森内教授は「軽視することにつながった可能性は否めない」と指摘する。
「飛沫感染と接触感染という言葉だけでは、『パーテーションを設置して、消毒をしているから対策は大丈夫』と思えてしまう。しかし、主な感染経路が空気感染となれば、換気も絶対にやらないといけない話になります。換気がしづらい飲食店ではいまだに十分な換気の対策が取られていないところはある。本来であれば、国が補助金をつけて換気対策を後押ししなければならない。感染研の不十分な説明が、対策の不徹底につながった可能性はあります」
飲食店によくある「アクリル板」ね…あれ…会話するのに邪魔なんだよね…結構、人の話が聞こえないんだわ、あれがあるだけで。聞こえないから、声を張り上げてしまうんよ…何なら可動式であれば、最初っからどかして会話するパターンもあるし。あの「アクリル板」て、あんま意味ないんじゃない??って、実は思っているんよね(-_-;)
「WHOやCDCは空気感染を認め、さらにはモノの表面から感染することはほとんどないとして接触感染はリスクが低いと見ている。アメリカ政府はさらに一歩踏み込んで、空気感染が最も主要な感染経路だとして、これまでの対策を、空気感染を中心とした対策に転換していこうとしているところです」
出勤するとね、共有スペース(会議用テーブル)や共有して触る部分(ポット、キャビネ引き出し・ドア、電話機、共有PC など)の拭き上げ作業が加わって…他課では、毎日やっているところもあれば、一切やらなくていいとしている部署もあって。ぶっちゃけ、あの作業に15分くらいかかるんで、忙しい時はやってらんないわけよ。
いつまで続けるんだろうなぁ…こういう作業って…。
「人ごみの中ではマスクをつけたほうがいいが、一人で散歩をする程度なら、屋外でのマスクは不要ですね。パーテーションは空気の流れを計算して設置しないと、空気の流れを阻害し、感染リスクを高めてしまう。飲食店でも適切に換気されて、正しい空気の流れがあれば、頻繁なテーブルの消毒などは過剰な対応ともいえます」
ホントにさぁ…コーヒーショップでも客人が帰るたびに、せっせとテーブル拭きをやっているんだけど、逆にこちらが気になって落ち着かないんだよね(^_^;)
目の前で拭き作業を都度都度やられると、「そろそろ帰らないといかんかな?」って思っちゃう。
…まぁ、今のご時勢、やらんとあかん作業なんでしょうけどね…。ちょっと、やり過ぎかな?って気もしていたもんだから。
感染研はこれまでなぜ空気感染について明記してこなかったのか、そして、今回、エアロゾル感染について記した経緯は何か。感染研に尋ねると、次のような回答が書面で返ってきた。
「今回の文書は、新型コロナウイルスの感染経路についてまとめたものになります。これまで当研究所では、さまざまな文書のなかで新型コロナウイルスの感染経路について言及してきました。今回は、それらの知見を整理し、はじめて独立した文書としてまとめたものになります。従いまして、これは既存の知見を整理したものであり、新たな見解を述べたものとは考えておりません」(広報担当)
既存の知見を整理したものであり、新たな見解…ではない??
へぇーーーー(;一_一)
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