２０１５.聖なるクリスマスSP

ピンポーン

「あら、いらっしゃい　待ってたよ　上がって」

「こんばんは、」

とあるクリスマスの夜　ひそかにお呼ばれした歌姫

「ウフフ・・これから始まる楽しいパーティー　これで私の夢が叶う　ハハハハ・・・」

クリスマスSP　「キミと響く白冬の鐘（インターフォン）」　開幕

「楽しかったよ　今日は本当にありがとう」

「いえいえ、どういたしまして」

「ところでこの部屋は？」

「フフフ・・・開けてもいいよ」 らん・・らん・・らん・・

「何？この部屋・・・気持ち悪い」

血のついた人形・女の絵　動く石造　これが私の趣味なの」

「怖がらなくても大丈夫だよ　あなたはあいつらとは違うはず・・・」

「私、時間が来たからこれで帰るわ」

「無事に帰れると思っているの？ハハハハハ・・・」 私は怖くなって逃げようとした。

「せっかく友達になろうとしたのに・・・大丈夫だよ　何もしないから」

「何もしないわけないじゃん」

「私の事が怖いの？そう・・・じゃあ・・・」

死ね

私は必死に逃げた　しかし、彼女はこの世の者とは思えない形相で追いかけてきた

「殺してやる・・殺してやる・・・　殺してやる」

私は気付いた　彼女は「ヒトではない　幽霊だということ 「私・・死ぬのかな？」

「そうよ・・そうよ・・死んじゃえばいい　ハハハハ・・・」

「今ここで　壊して・潰して・消してあげるわ」

「もう　ダメ　逃げられない」

「人間って脆いね・・・やっぱりあなたもあいつらと同じ」

私の印象は「怖い・・気味が悪い」　そればっかり　本当は違うの みんなと仲良く遊びたい　楽しく過ごしたいのにいつも一人ぼっち CS最新作に来ても「怖い」しかない　あたしは耐えられない もう限界なの？分かるあたしの気持ち　あなたなら分かってくれるはず でも、結局変わらない　だから・・あなたもあいつらと同じ消すことにした

「死ぬ覚悟は出来たかな？大丈夫・・・全然痛くないよ」

私は覚悟を決めた

「バイバイ」 　

♪ほら風が吹く　歌が響く♪

彼女は一瞬動きを止めた

「私も反撃します。　私の曲とあなたの曲　同じ人が作っています　大丈夫です」

「何が大丈夫なの？」 「怖くないからです。」

「・・・・」

「怖がってはいけないのです。自分から立ち向かわなければ何も変わらないのです」

「私は怖いだけ」

「そうじゃないのです。　それはあなたのいい所　それをアピールしていけば怖さも消えます」

「そうなの？」 「分かりません。でも、私にはそんな気がします。」

「・・・・」

「ミーナのおやしき　確かに怖い感じの曲ですが、好きな人もいます。　」

「そう・・間違っていたのね。」

「頑張ってください　そして、楽しいパーティー　ありがとうございました」

雪が降る聖なる夜　あの鐘が鳴ったらみんなで集まって楽しいことを始めよう！！ 最後に「一言だけ　太鼓の達人１５周年　おめでとうございます」

ミーナさんも元に戻り　私はまた歌声を響かせながら楽しい生活をしています これで良かったと思う　うん　

クリスマスSP　「キミと響く白冬の鐘（インターフォン）」　閉幕