年金者組合 しまもと

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沖縄を子や孫と訪れて

2024年07月02日 | その他

支部組合員の志賀妙代子さんから沖縄を訪れた感想が寄せられましたので、ご本人の了解のもと掲載します。

沖縄戦79年目を迎えた沖縄を子と孫たちに伝えたかったので、6月21日から24日まで、ファミリーで沖縄へ行ってきました。 レンタカーを借りて最初に平和祈念資料館に行きました。私は過去、遺族会で4回ほど行きましたが、何回見ても気分がすぐれず、この日も30分程で出てきて待合室でみんなを待っていました。子供らは1時間ほどして出てきました。何を感じ取ったのでしょうか。

会場の壁いっぱいに展示されていた「むすびの言葉」には次のように綴られていました。

「沖縄戦の実相にふれるたびに戦争というものはこれほど残忍で、これほど汚辱にまみれたものはないと思うのです。このなまなましい体験の前ではいかなる人でも戦争を肯定し美化することはできないはずです。戦争を起こすのはたしかに人間です。しかし それ以上に戦争を許さない努力のできるのも私たち人なのではないでしょうか。戦後このかた 私たちはあらゆる戦争を憎み平和な島を建設せねばと思いつづけてきました。これがあまりにも大きすぎた代償を払って得たゆずることのできない私たちの信条なのです。」と。 

その後、平和の礎(いしじ)、のじ菊の塔、島田叡官選知事顕彰碑に手を合わせ、ひめゆりの塔に向かいました。今も残る洞窟は昨日来の雨で池の様になっていて、当時を想像して身震いがしました。 

岸田首相は、安保関連三文書の強行採決、軍事予算の拡大、殺傷兵器の輸出、自衛隊と米軍の指揮一体化を進めるなど、平和憲法を無視して「戦争する国」へと突き進んでいます。こんな危険な岸田首相には一日も早くやめてもらいたいものです。それに追従している公明党や維新の会も許せません。平和憲法を守る野党と市民が力を合わせる時だと思いました。

2024年7月2日 志賀妙代子