支部主催の「老いを生きる 老いを楽しむ」講話会を行いました。講師は、元旧国鉄の労働組合役員で、退職後にお坊さんになられた釋彰真師です。異色?の経歴の持ち主の講話だけに、22人の参加で会場は満席でした。
時間の都合で、質問時間は取れませんでしたが、多くのみなさんから好評をいただきました。
参加された若山台在住のTさんから感想をいただきましたので紹介します。
「四苦八苦があって人間は成長する」など、講話の一つ一つがもっともなことばかり、改めて〝老い″…年を重ねることに誇りを持って生きてゆきたいと感じました。
病歴だけは誰にも負けない程、一つ一つの病を乗り越えてきた今、恐れることもない。「病は医者に」と言われているように、私の身体は医者に委ねていると強気を言っているが正直不安は募ります。
〝人生、最後まで希望の継続を〟と「老いを楽しむ」の中で記されていますが、なかなか難しいのでは。
私は貧しくとも心の豊かさだけは、持ちつづけられる社会であってほしいと願っています。その為に、少しでも自分にできることを頑張ってやっていきたいと思います。
老人は早く死ねと言わんばかりに、高齢者福祉の切り下げ、制度の改悪する今の政治に心から怒りを感じます。
これまでの七十八年より、これからの三年、五年の余生を、思いっきり自分らしく希望を持って生きてみたいと思っています。