病院の洗面所で
(2011年)
(2011年)
9月11日(2011年) 充分に睡眠をとった朝、ズボンをはこうとしたら、フラフラして上手くはけなかった。部屋の中を少し歩くにもフラフラした。その後、私は救急車で病院に運ばれた。
2011年9月16日(入院6日目)
今まで右手だけで顔を洗っていたが、左手も使って洗ってみた。あくまで左手は添える程度きりできないが洗い始めた。「うっ!あぶねー」おもわず左指が目に入るところだった。あぶない、あぶない。
左指を伸ばして洗い始めても、目のあたりにくると自然に指が曲がってしまった。鼻の穴に指が入ったりもした。入院中は、こんな事が何度かあった。
うまくしゃべれない事と、食べた物が口の左端からポロポロ落ちるのも辛かったが、一番辛いのは、左腕が重くて自由に動かないのと、左指がうまく動かない事だった。
朝の点滴が始まるのは、午前4時~5時頃なので、顔を洗う時間にはすでに右腕に点滴の管が付いていた。
だから点滴の管がじゃまで、歯を磨いたり、顔を洗うのが大変だった。
点滴の管が外されている間に顔を洗ったのは、数日だけだった。
脳梗塞にならないために
病気の予防には、毎日の生活習慣が何よりも大切です。病気になってからでは遅いですよ。
脳梗塞のような、血管を詰まらせる病気にならないためにも、ドロドロした血液を、サラサラした血液にしておく事が大事です。
朝
起きたらすぐに水を飲む!
これは絶対に徹底してほしい生活習慣です。脳梗塞や脳卒中など、血管が詰まって起こる病気が朝方に多いのは、夜寝ている間に汗や呼吸で水分が失われて、朝になると体が軽い脱水症状を起こし、血液がドロドロしてしまうため。朝、行動を起こす前に必ず1杯の水で体を潤し、準備を整えてください。同じ理由で、眠る前にも水分補給を欠かさずに。
昼
できるだけ動く!動いたら飲む!
体脂肪燃焼、肥満予防など、健康のために運動が大切なのは今や常識。まとまった時間がとれなくても、日ごろからエレベーターは使わず階段を上がる、少し遠くの店まで買い物に行くといった心がけで、運動量を増やせます。運動したら、脱水症状による血液濃縮を防ぐため、こまめな水分補給も忘れずにしましょう。特に、暑い日は要注意。気温30℃の時の1日の発汗量は3.5リットルともいわれ、大量の水分が知らず知らずのうちに失われていきます。のどが渇いてからでは遅すぎます。
夜
リラックス時間をたっぷりとる
心身の疲労は、さまざまな生活習慣病を招く引き金となります。脳梗塞も例外ではありません。ストレスは血液をドロドロにさせることが科学的にも証明されています。「その日の疲れはその日のうちに取る」を心がけ、「これがあるから大丈夫」と思えるリラックス法を見つけておきましょう。
誰にでもおすすめなのは、やっぱり入浴です。毎日の習慣なので何より手軽ですし、心と体の両方を満足させることができます。
とはいえいきなり、さら湯の熱い湯に浸かっては逆効果です。急激な温度差は血圧の変動を起こし、心臓への負担が増してしまいます。
リラックスのためには、ぬるめのお湯に保温効果の高い入浴剤を入れること。さらに気泡浴装置があれば体が優しくマッサージされ、緊張した筋肉のコリもやんわりほぐれて疲れを癒せます。
出典:not55.com
つづく