季節を巡り廻りて

卒婚と別居婚

何年か前から卒婚という言葉をチラホラ聞くようになりました。似たような別居婚というのもありますね。

 

卒婚する年代は60代世代が多いそうですが、離婚をすると老後の生活の不安やら離婚時の財産分与問題の煩わしさがあるので

 

夫婦それぞれが別々の方向を向きつつも一緒に暮らすやり方らしいです。

 

似たような別居婚と何が違うのだろうかと考えますが、やはり別居という形を取るという事は一緒には暮らしたくないという事なんではないでしょうかね。

 

卒婚より別居婚の方が夫婦の危機は高いということだと思います。

 

 

 

 

夫婦も長年の間には心のすれ違いは起こりますので離婚の文字が浮かぶのも一回や二回ではないでしょう。

 

若い間に思い切って離婚して再出発した友人もいますが、後々再婚して上手く収まっているみたいです。

 

むしろ再婚相手との方が相性がいい感じで、悩んでいたその友人の顔が年々良くなって来ているのを見れば再婚して良かったのだろうなと思います。

 

結婚する時は一生添い遂げようと思いますが、結婚は一回だけでなくても他にもいい相手はいるかも知れないと思わせてくれます。

 

夫婦の長年の心のすれ違いや葛藤も乗り越えてさあ、60代になって、自分の生き方に素直に行きたいなと思う時もあります。

 

この年齢で離婚ならそれなりの経済的基盤がなければやっていけないし、離婚時の財産分与の話し合いはかなり難航しやすいので

 

そのエネルギーがまた大変です。そういう状況から生まれたのが卒婚じゃないでしょうかね。

 

経済的不安も心配なく、いざとなれば協力も出来るし、倒れてもどうにかなりそうと言う機能的選択だと思います。

 

卒婚で一緒にいるのも嫌ならば別居婚でしょうし、それも嫌なら離婚になるのでしょうね。

 

 

 

 

(加西フラワーセンター温室 過去画像)

コメント一覧

yamafujisw0429
1948of さんへ

いつもありがとうございます。

我が家は若い頃は色々心のすれ違いもありましたが、
定年退職後にお互いが諦めたのか、角が取れたのか
歩み寄れるようになりました。
現在は割合に協力しあえていると思います。
夫婦の歩みもそれぞれですね。
何でも話し合えるのは素晴らしいですね。

コメントありがとうございます!
1948of
考えさせられました。
色々な人生がありますが、縁あって出会い夫婦の絆を結び、家庭を持ち子供を育て、又夫婦二人の生活になりました。今は、寄り添って助け合いながら暮らしています。それぞれの思いはあると思いますが、何でも話し合える夫婦で有れば良いなぁと思っています。
もう暮らしを変える体力も気概もありません。夫婦喧嘩も少なくなりました。
yamafujisw0429
goo327anazann さんへ

いつもありがとうございます。

ちなみこの記事は一般論のことです。
本当に年齢を重ねると我慢も出来て来るようになりますね。
離婚はそう簡単には出来ないものなので
卒婚という形を取られる方もあるのではないでしょうか。
別居婚はさらに心のすれ違いが進んでいて
一緒にいたくない状態ではないかと思います。

それぞれの家庭に様々な夫婦の形もあるでしょうし
考え方もあるかと思います。

コメントありがとうございます!
goo327anazann
損得勘定だけでの、感情では詰まりませんね。
財産など充てにしようとするから、損に思えるんでしょう。
支え合ったり、援けあえてこそでしょう。

若い時には、腹の立つことにも年齢を重ねれば堪えることも多くなりませんか?

お互いの信頼もですが、愛情が存在しないままで共同生活はできませんです。

お金は、元気で居れば働いて暮らせます。
他人と比べるからですよ。
自分は吾であり、産まれてきて死ぬのも独りなんです。

加えて、財産があろうとも自分の物等元は無です。

価値観の違いなんでしょうね。
他人は信じられませんが、自分を愛することはできます。
其れに因って、周りが見えてきますもの。

良いことばかりがなければ
たのしいことがなければ
幸せでなければ

神さまは、心を磨いて祈りなさいと。
日々を感謝で逝きなさいと。

人間の傲慢さを戒めて、そういう選択を課すのだと
色んな方のブログを見ながら思えますわ。

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