今年も蛍君たちが 帰ってきてくれて1週間。
新聞では 毎日 日本全国の蛍のことが書かれています。
今年は どこでも 数が少ないとか・・・
春先の低温が影響している為か 500匹も幼虫を放流したところでも 昨年よりも少ないとか・・・
日本全国で 環境のことを考えるため、自然に親しむために 蛍が見直されていることは とても良いことだと思います。
でも 養殖のために 外国からカワニナを輸入して与えたり、蛍イベントのために どこかから運んできたものを 放ったりというのは 本当に自然に良いことなのかと 疑問を感じてなりません。
山日記の周りの蛍君は 本当に自然のものです。
カワニナをどこかから 取ってくるとか そういったことはしていません。
ですから 数は少なくても 本当の自然の力に感動するのです。
また この川の流域に住む人たちに 感謝の気持ちを抱きます。
上流の人たちみんなが 環境のことを考え 川に不純なものを流さないなどのルールを守っていてくれるからこそ 蛍が生きていられるのですから・・・
また 目の前の畑や田んぼの持ち主の農家の方には 特にありがたいと 感謝しています。
私たちも 少しでも 蛍君のすみやすい環境を作ろうと 先日から 邪魔になる木を切ったり毎日 くもの巣を獲ったり(くもの巣は蛍の天敵なのです) 微力ですが 頑張っています。
見にいらっしゃるお客様 蛍の短い一生を みんなで見守りましょうね。
捕まえてみたくなりますが 蛍もストレスを感じて 弱ってしまいます。
飛んでいられるのは 10日位の期間だけです。
皆で やさしく見守り 子孫を残してもらって また来年戻ってきてもらえるように みんなで応援してください