中国の雲南省・文山(ぶんざん)の生薬畑を見学に行きました
関空で荷物を預けるのに
順番待ちをしていると
航空会社の人が
『あんな何にも無い所
何しに行くのかな?
って皆で言っていたの』
と 声を掛けてきました
「生薬の勉強に行くんです
そんなに何もないの?」
16時10分発の飛行機に乗って
昆明着が23時15分と書いていたのに
時計を見ると24時30分 時差1時間でした
空港には会社の人 民族衣装を着た女性達が
迎えに来てくれていました
1台の車に荷物を積んで 1台は私達と通訳さんでした
男性と女性の通訳さん2人 カメラマンさん2人
が ずっと付いてくれました
『行ける所まで行きましょう・』と
車で走る事2時間以上 石林のホテルに着いて
時計を見ると3時半でした (現地時間2時半)
朝7時半朝食と言われて 少し早くロビーに着くと
会社の人がいて
『荷物を持って降りて下さい 其れから食事に行って下さい』
広~いホテル 行って戻るだけで時間がかかりました
朝食会場は黄色いマフラーをした人達が沢山いました
麺が主食と聞いていたので まず麺を頂いて
上に好きな物をトッピングしました 可愛い豚の顔をした万頭
肉まんかと思ったら中はクリームでした
とても親切で 後ろの女性がスープを入れてくれたり
間に入れてくれたりしました
車で1時間位走り 二年生基地を見学
北緯23.5度 標高2000m位です
三年生基地は標高2300m付近だそうです
下に山々が見え 小鳥のさえずりが聞こえて
空気がとても綺麗でした 犬が沢山いて
鶏が好き勝手に歩いて 長閑な環境です
制服を着た人が社員さんで研修を受けるそうです
私服は正社員では無い人達だそうです
草引きも 苗床に敷く松葉も人の手で行うそうです
農家の女性達も良い仕事が出来たのですね
除草剤の代わりに虫が嫌う匂いを出す草を敷き
プレートを一定の感覚でぶら下げていました
中薬で“清退虚熱薬”で習いました サスガ~
音では解らないけれど漢字を聞けば納得・
種一つ一つにロットが付けられ柱に貼られています
柱の感覚 溝の深さ 苗床の高さ全部企画が有り
日陰を作る上の黒い布は 特許が取られているそうです
以前は1年目には竹を乗せ 2年目は樅の葉を乗せていて
重労働だったのが随分改善されたそうです
日陰7分で 日当たり3分の所で育つのに
木を伐採しすぎて天然物が無くなったそうです
右の写真は三年生で 葉の色が濃く軸の太いのが良品
2年目で花が咲くので切り取ると 説明してくれています
花は首から上の病気 頭痛・イライラ・更年期症状に
効果が有り お茶にして出してもらいました
二年生基地から三年生基地に行く道は
ガタガタなんて物では無いグルングルンです
誰かが『洗濯機の中で回されているみたい・』
移動の車の中で寝ようと思ったけれど
寝られるものでは無い と思ったら前の人は寝ていて
通路反対の隣の人に受けてもらっていました
小さな村に入ると 立派なベンツがピーピー
鳴りっぱなしでした お店やさんは無さそうでした
綺麗な赤土で 空気が済んで下に山々が見え
景色がとても綺麗でした
右の写真は二年生 下に松葉が敷いてあります
松葉の量も決まっているそうです
ホテルに着いたのは夜八時前
荷物を置いてすぐ食事会場に行き
三七のお酒を少し頂いたら強かった 眠くなりました
夜中に気が付いたら身体がポカポカしていました
買い物から帰った夫は店が閉まっていたそうです 朝 もうチョット寝たい・・