7月の29日は、各地で40度越えが多発。
7月29日のNHKのニュース。
全国6か所で40度超 熱中症疑いで死者も この暑さ いつまで? | NHK
気象庁によると、この29日に記録を更新したのは11地点
つまりは、新記録と、記録ぬりかえ。
続く30日も、各地で新記録の塗り替え中だそうで・・・今日ももしかしたらそうなるかもしれませんね。そして今後も。
ということで、私も7月29日、暑いーと言われていた日にですね、温度を測ってみました。
これは、計測機器もままならない私のちゃっちい計測器で測ったものです。ざっと測ってます、ええ、ざっと。
そこから一つの推察が出て来ましたが、また、こういう私の言うことなので、適当に井戸端会議の話として、聞いておいてもらえたら、と思います。
各地で40度越えと言われる昼中。
うちの近所はテレビでは、最高気温は36度の予報。
機材は家にあるもの。つまり、100均で買った温度計、そして、家にあった料理で図る温度計を少々使ってみました。
(ここもプラスチックフリーがと言われそうですが、こんなものしか家になかった・・・)
家はクールスポット地帯にあるとはいえ、カンカン照りになる南向きの家で、そのカンカン照りの暑い側を計測しています。
カンカン照りの家のベランダの手すりの上は、50度近く。
同じく、カンカン照りのセメントの上。
庭の植木の日陰で、木の下を測ってみました。
この温度計は外気を測るもので、少々日も当たっていたので、やはり最高気温近くの35度を表示しています。
ただ、この程度で済むってことは、やはり木の効果なんですよね。
カンカン照りの木の下ってのは、40度ぐらいになっていますから。
(それは次回にやります)
その木の下の、土の下の温度が、30℃の世界。下の写真。
これは驚きの発見でした。
木の下、5cmほどのところがもう、これだけ低いのです。
ということで、ここから考えますと・・
各地が40度越えであっても、うちの庭の木の下ってのは、30℃ぐらい。
つまり、最高気温35度ぐらいの地域では、5度ぐらいは差がある。
これが最高気温40度の地域だったら、10度の差が出て来るわけでしょう。
つまり、セメントやアスファルトの上と土では、もはや20度以上の開きがあるのです。
やはり、自然の土の上ってのは、セメントアスファルトより、涼しい。
暑いのは、大気、セメントやコンクリート、家の壁なのです。
つまり、セメント、アスファルト、家、走っている車、石油焚いたりして、人間のいるところが暑い。
おそらく、誰もが感じていることと思いますが・・・
これが一日陰になる森の中、土などでしたら気温も同じように低い、つまり、自然の部分は涼しいのです。
これなら、冷却効果の移行帯が出来ますし、涼しい風も吹くでしょう。
なんだか、夏休みの自由研究な気分になって来ました。
皆さんも、どこが熱いか、涼しいか、温度を計ってみてはいかがでしょうか。
夏休みの自由研究に、温度測定とか、温度の移動帯、熱の移動など研究になりそうですし。
前記事で国連総長が暑さにメッセージを出したという件を書きましたが、今後は、熱リスクの管理計画や行動が必要だと。
実際今後、未曽有の時代に入るわけですし、あちこち実際、温度測定して調べていくことも必要になってくるのでないだろうかとも思いました。
どこが暑いか?熱いか?どこが涼しいか?など、実際、測れば明白に分かることもあると思われます。
そして、暑い時期には、涼しい場所へ、的確に移動する、そういう行動することが必要になってくるのでないかと思いました。
そういうところから、自然について、いろいろ考えられますし。
50度のセメントなんて、触ったらあちっとなります。
その日の夕方もアスファルトもセメントも熱いままで、うちの犬はなんかしんどそうでしたので、地面を触ったら、まるで天然温泉のお湯かと思う熱さが残っていました。温泉ロードです。抱っこでショートカットしました。
まあ、私の目にはそう見えて来ましたが、私の言うことですし、観測もこういう機器ですし、今回は暑い中でざっと観測しています。まあ、何か参考にでもなったら良いかと思って、書いてみた次第です。
測定は今のところ、もう一日分やりましたので、まだ後記として書きたいと思います。
引き続き、メンテナンス中。
柔道、応援。
お読みいただき、ありがとうございました。