A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

NewYorkからAOYAMAへ・・・・Blue Noteを移ってみれば

2008-04-09 | MY FAVORITE ALBUM
So Much 2 Say / Take 6

ヘンドリックスの”BOPIN’”でコーラスづいたという訳でもないが、コーラスが続く。
アカペラの6人組“Take6”だ。というのも、彼らは只今来日中。
ニューヨークのBlue Noteではなく、「青山のBlue Note」に一昨日から出演している。
ということで、昨日、雨も収まった中足を運んでみた。客席はほぼ満席。相変わらず人気は高いようだ。

Take6が生まれたのは80年代の後半。すでに20年近く経つ。若いと思ったメンバーも、そこそこ「オヤジ風」に。結構な年になっている。結成当時のゴスペル、ドゥワップ調から、ハーモニーを生かしたバラード、そして最新作からのジャズのスタンダード(Just in timeは秀逸だった)まで、益々多彩になっていた。生で聴くその歌声は一段と円熟味を増している。アカペラは、一時日本でも流行ったが、やはり究極のコーラスの技であろう。

特にジャズの場合は、ハーモニーの美しさだけでなく、リズム感をどう作り出すかが課題だ。ハーモニーを維持しつつ、ベースラインやリズムをコーラスで作り出すにはそれなりの人数が必要だ。その点では6人組はメリットがある。
その昔、Singers Unlimitedeというアカペラコーラスグループがあったが、こちらは多重録音を多用したレコーディングアーティストであったのに対して、こちらのTake6は立派にライブにも耐えられるグループ。ジャズはやはりライブで聴けるグループでないと。

生を聴いた直後の印象が薄れないうちにCDで聴き返した。
アルバムは少し古いもの。彼らの第2作目だ。やはり最近のアルバムと較べると多少古さを感じるが、反対に彼らの「原点はここにあり」という感じだ。
ステージの彼らは。CDで聴く以上にアクティブであり、アクションを含めて躍動感がある。
新しいアルバムはジャズの名曲集だそうだ。注目してみよう。

1. Not Again! ?                         :17
2. So Much 2 Say               Dent, Warren 1:09
3. Human Body                          :15
4. I L-O-V-E U               Kibble, Warren 4:18
5. Something Within Me           Public Domain 3:36
6. Time After Time (The Savior Is Waiting)  Carmichael 4:09
7. Come Unto Me                   Dawson 3:31
8. Pre-Prise: I'm on My Way                 :33
9. I Believe                  Kibble, Winans 4:03
10. Sunday's on the Way               Carman 6:12
11. I'm on My Way               Public Domain 4:12
12. That's the Law                         :38
13. Where Do the Children Play?   McKnight, Thomas 4:17

Take 6

Alvin Chea
Cedric Dent
Mervyn Warren
David Thomas
Claude V. McKnight III
Mark Kibble


So Much 2 Say
TAKE 6
Warner Alliance

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