A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

自分にとってスイングするピアノトリオの原点は・・

2008-04-14 | MY FAVORITE ALBUM
The Sound of The Trio / Oscar Peterson

週末泊りがけで、会社の仲間と温泉&ゴルフに出かけた。
場所は、映画「フラガール」で有名になった場所。昔から元々ハワイアンセンターと言われて有名であったが訪れたのは初めて。後輩達の立てた企画にあまり期待せずに付き合ったがこれが予想外に楽しめた。
結構人も多く混み合っていて根強い人気があるようだ。オペレーションもしっかりしていて気持ち良く過ごせた。おまけに、東京駅からバスの送迎付きで行き帰りも楽だし価格も割安でこれも文句の付けようがない。
ゴルフの行き帰りの運転も最近は億劫になってきたし。アスリートゴルフを自認してきたが、最近は競技志向も影を潜めてきたので、この手の企画に誘われると今後は参加する機会が増えそうだ。

さて、マッケンナのピアノのソロの後は、やはりピアノトリオの真髄を。それもスイング感溢れてとなるとピーターソンだ。
ジャズを聴き始めた時に右も左も分からない中、ピアノトリオで気にいったアルバムが2枚あった。一枚がこのアルバム。もう一枚がビルエバンスのビレッジヴァンガード。好対照の2枚であるが共通する点はライブ演奏だったこと。そして、どちらも食器の触れ合う音に混じって、楽器と演奏そのものの生々しさがどちらも肌感覚で感じられたのが凄く印象に残っている。

先日聴いた”Very Tall”の録音を挟んでその前後に行われたのが有名なLondon Houseのライブ。London Houseのライブは何枚かあるが、ちょうどVery Tallと録音時期が同じなのがこのアルバムに収録されているのがこのアルバムだ。
Very Tallと並んで名盤と言われているのも、シグペンを加えたトリオの演奏がちょうど脂がのってきていた時期だったからであろう。それも、ライブ演奏を連続して録音したものなので好演奏が行われる条件は整っていた。

どちらかというと最近ますますマイナーなアルバムをこだわりを持って聴く事が多くなっている。しかし、名盤といわれるアルバムを聞き返すと、やはり名盤といわれる重みを感じる。ハワイアンセンターではないが、根強い人気があるということはいつになっても誰もがその良さを感じる魅力があるということだ。

1. Tricrotism
2. On Green Dolphin Street
3. Thag's Dance
4. Ill Wind
5. Kadota's Blues

Oscar Peterson (p)
Ray Brown (b)
Ed Thigpen (ds)

Produced by Jim Davis

Recorded Live at the London House , Chicago , August 20,25 &October, 1961
コメント
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