Reunion with Jon Hendricks / Larry Vuckovich
日々仕事に追われていると日頃付き合う人間も仕事関係が大部分。休みの日もその反動で遊び仲間との付き合いがほとんどになる。自然と昔の友人との関係は疎遠になりがちだ。ところが、歳をとってくると昔の仲間との付き合いが自然と多くなる。同窓会が多く開催され再開の機会が増え、偶然再会した古い友人との付き合いが復活したり。
ユーゴスラビア生まれのピアニスト、ラリー・ブコビッチ。カルコリンズの”Blues On Mind”に登場していたが、バップボーカリストのジョンヘンドリックスとの付き合いが長い。
ジョンヘンドリックスが一時アメリカを離れていた時にドイツで録音されたアルバムにも参加していた。ユーゴ生まれなのですっかりヨーロッパで知り合ったと思っていたらブコビッチは家族と共に子供の頃に家族と共にアメリカに移住して活動していたとのこと。もっと以前からの付き合いだったようだ。
2人の出会いは1965年 にサンディエゴのクラブでいっしょに演奏したのが最初とのこと。その後、ツアーやジャズフェスティバルでも一緒に行動していたそうなので、LHRの解散後、ヘンドリックスと一緒にプレーをしていた仲間だったということだ。
その後も継続して2人が親交があったのかどうかは「?」であるが。2000年になって、このブコビッチがベイシースタイルのレスターヤングを意識したアルバムを作った。そして翌年、このブコビッチのグループ”Young Heat Ensemble”を引き連れて、地元サンフランシスコのジャズフェスティバルに出演した時にヘンドリックスをゲストで招いた。このグループのスタイルにはヘンドリックスのボーカルはピッタリだ。そして、ヘンドリックスボーカルを加えた続編ともいえるセッションが行われた。そのセッションを中心に作られたのがこのアルバムだ。2001年の録音なので比較的最近のアルバムである。ヘンドリックはビバップの創世記から今まで活躍している実に息の長いミュージシャンだ。1921年生まれなのでこの録音時は80歳。全く衰えを感じさせない歌声を聴かせてくれる。
このヘンドリックスを加えた演奏が6曲。他の演奏は、ブコビッチのバンドの演奏で、録音の時期も少し後だ。バップ風の味付けをした基本的な演奏スタイルは同じ。ラテンパーカッションを加えたセッションや、ブコビッチのソロもあるが、全面スインギーな演奏が聴けるのも、ジョンヘンドリックスと再会し、一緒に参加している影響が大きいと思う。
1. Lester Leaps In Young 3:57
2. Last Train from Overbrook Moody 7:11
3. Serbo Salsa Vuckovich 8:17
4. Shorty Indigo Hendricks 4:24
5. Tickle Toe Hendricks, Young 3:41
6. Flamingo Anderson, Grouya 6:16
7. Impressions Coltrane 6:35
8. Lester's Minor Blues Vuckovich 6:06
9. One Heart (Un Corazón) Brambert 6:52
10. Scrapple from the Apple Parker 4:41
11. Shadow of Your Smile Mandel, Webster 4:06
12. Do You Call That a Buddy? Raye, Wilson 6:16
13. Bye Bye Blackbird ixon, Handerson 6:55
14. Yesterdays Harbach, Kern 3:55
Sanna Craig Executive Producer, Production Coordination
Jon Hendricks (Vocals)
Larry Vuckovich (p, Arranger,Producer)
Noel Jewkes (ts,ss,cl,fl)
Jules Broussard (sa,ts)
Allen Smith (tp)
Josh Workman (g)
Nat Johnson (b,Vocals)
Harold Jones (ds)
Omar Clay (ds)
Orestes Vilató(Bongos, Timbales)
John Santos Bongos,(Conga, Maracas)
Enlique Pedraza (Maracas)
Recorded at BayRecords ,Berkeley, Octber 3,2001
(1,2,4,5,12,13)
Recorded at Bach Dancing & Dynamic Society, half Moon, May 6,2003
(3,9,10)
Recorded at BayRecords ,Berkeley, November 11,2003
(6,7,8,11,14)
日々仕事に追われていると日頃付き合う人間も仕事関係が大部分。休みの日もその反動で遊び仲間との付き合いがほとんどになる。自然と昔の友人との関係は疎遠になりがちだ。ところが、歳をとってくると昔の仲間との付き合いが自然と多くなる。同窓会が多く開催され再開の機会が増え、偶然再会した古い友人との付き合いが復活したり。
ユーゴスラビア生まれのピアニスト、ラリー・ブコビッチ。カルコリンズの”Blues On Mind”に登場していたが、バップボーカリストのジョンヘンドリックスとの付き合いが長い。
ジョンヘンドリックスが一時アメリカを離れていた時にドイツで録音されたアルバムにも参加していた。ユーゴ生まれなのですっかりヨーロッパで知り合ったと思っていたらブコビッチは家族と共に子供の頃に家族と共にアメリカに移住して活動していたとのこと。もっと以前からの付き合いだったようだ。
2人の出会いは1965年 にサンディエゴのクラブでいっしょに演奏したのが最初とのこと。その後、ツアーやジャズフェスティバルでも一緒に行動していたそうなので、LHRの解散後、ヘンドリックスと一緒にプレーをしていた仲間だったということだ。
その後も継続して2人が親交があったのかどうかは「?」であるが。2000年になって、このブコビッチがベイシースタイルのレスターヤングを意識したアルバムを作った。そして翌年、このブコビッチのグループ”Young Heat Ensemble”を引き連れて、地元サンフランシスコのジャズフェスティバルに出演した時にヘンドリックスをゲストで招いた。このグループのスタイルにはヘンドリックスのボーカルはピッタリだ。そして、ヘンドリックスボーカルを加えた続編ともいえるセッションが行われた。そのセッションを中心に作られたのがこのアルバムだ。2001年の録音なので比較的最近のアルバムである。ヘンドリックはビバップの創世記から今まで活躍している実に息の長いミュージシャンだ。1921年生まれなのでこの録音時は80歳。全く衰えを感じさせない歌声を聴かせてくれる。
このヘンドリックスを加えた演奏が6曲。他の演奏は、ブコビッチのバンドの演奏で、録音の時期も少し後だ。バップ風の味付けをした基本的な演奏スタイルは同じ。ラテンパーカッションを加えたセッションや、ブコビッチのソロもあるが、全面スインギーな演奏が聴けるのも、ジョンヘンドリックスと再会し、一緒に参加している影響が大きいと思う。
1. Lester Leaps In Young 3:57
2. Last Train from Overbrook Moody 7:11
3. Serbo Salsa Vuckovich 8:17
4. Shorty Indigo Hendricks 4:24
5. Tickle Toe Hendricks, Young 3:41
6. Flamingo Anderson, Grouya 6:16
7. Impressions Coltrane 6:35
8. Lester's Minor Blues Vuckovich 6:06
9. One Heart (Un Corazón) Brambert 6:52
10. Scrapple from the Apple Parker 4:41
11. Shadow of Your Smile Mandel, Webster 4:06
12. Do You Call That a Buddy? Raye, Wilson 6:16
13. Bye Bye Blackbird ixon, Handerson 6:55
14. Yesterdays Harbach, Kern 3:55
Sanna Craig Executive Producer, Production Coordination
Jon Hendricks (Vocals)
Larry Vuckovich (p, Arranger,Producer)
Noel Jewkes (ts,ss,cl,fl)
Jules Broussard (sa,ts)
Allen Smith (tp)
Josh Workman (g)
Nat Johnson (b,Vocals)
Harold Jones (ds)
Omar Clay (ds)
Orestes Vilató(Bongos, Timbales)
John Santos Bongos,(Conga, Maracas)
Enlique Pedraza (Maracas)
Recorded at BayRecords ,Berkeley, Octber 3,2001
(1,2,4,5,12,13)
Recorded at Bach Dancing & Dynamic Society, half Moon, May 6,2003
(3,9,10)
Recorded at BayRecords ,Berkeley, November 11,2003
(6,7,8,11,14)
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