障害と英語と夢と

16歳で障害者になった40代主婦。
苦しみ続けた日々と人生を変えた独学英語について

英検1級 2次試験 体験記 ①

2016-10-28 20:09:34 | 英検関係
1次試験の数日前から、不安で夜なかなか寝付けなくなっていました。

試験が終わり、やっと眠れる日が戻るかと思いきや、
今度は合否の不安。

エッセイの点数に合否がかかっていた私は
自分の書いた作文を思い起こしては
あーだこーだと後悔したり
落ちていたらまたどうやって自分を奮い起こそうか。とか

仮に受かっていたら自分に英検1級のスピーチなんてできるのか、と
眠れない日がまだしばらく続き
精神的にボロボロになっていました

合否が確定するまでの約2週間はこんな感じで
英語学習も宙ぶらりん状態で何も手につきませんでした。

でも、もし受かっていたときのために、この本は注文しておきました。

英検1級 面接大特訓
クリエーター情報なし
Jリサーチ出版


そして1次試験から10日余り経ち、ネットで合格を確認しました。

準1級のときは飛び上がって喜びましたが、

今回は一人で奇妙なくらい静かに重く受け止めたことを覚えています。

「とうとう英検1級の1次に受かってしまった」

「エッセイで採点してくれた人もホントにありがとう

誰かが味方をしてくれたんだ
感謝の気持ちがこみ上げました。

本当はみんなに「やったーと叫んで
みたかったのかもしれませんが、そういうことも全くできず
ただ、自分の中で合格を噛み締めた

本当に重い合格通知でした


さて、スピーチ対策
とにかくトピックが難しすぎます。

政治・科学・環境・医療・文化・・・。

日本語ですら説明するのが難しいようなトピックばかり。

私は幅広い知識も教養もないので、

英検1級 面接大特訓
クリエーター情報なし
Jリサーチ出版


この本で丸暗記することにしました


入室から挨拶、スモールトークまでの面接シュミレーションまで書かれてあり、
さらにCD付なのでだいぶこの本には救われました。

宙ぶらりんの数日間があったため
準備期間は2週間ほどしかなく
この本の内容を一つでも多くインプットすることを心がけました。


そして、自己紹介やスモールトークも自然な流れで出来るように
DMMのオンラインレッスンも再開しました

レッスンでは毎回、テキストはデイリーニュースを選び、
時事問題の質疑応答に即答できるよう練習しました。


試験が近づいてくると、2分間時間を計りスピーチを
やってみて感覚を入れて行きました。

スピーキングは決して得意ではありませんが、
2次試験は試験時間も10分ほど。

英検1次に比べるとストレスの度合いが違いました。


この10分をやり切ったら合格できる!
と自分に言い聞かせ、ひたすら読んで聞いて
インプットを中心に取り組みました。



そして私にはトピックを見てから文章を組み立てる力もないので
当日用の雛形も3つほどに絞り、どんなトピックがきても迷わずこれらにあてはめる
と決めていました。

一番広く使えるのがこれでした。

I think that ~ for the following two reasons.
First,~
Second,~

In conclusion, for these two reasons,
I believe that ~

私は作文のときもこんな感じの雛形でした


当日編に続く



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