障害と英語と夢と

16歳で障害者になった40代主婦。
苦しみ続けた日々と人生を変えた独学英語について

英検1級 体験記 1回目

2016-10-01 21:14:49 | 英検関係
いよいよ腹をくくり、挑戦の日々が始まりました

山登りを覚えたばかりの初心者が、いきなり富士山登頂を目指すような
そんなちょっと無謀な冒険だったと思います。


私の体験記は勉強法の参考にはならないと思いますので、
あくまで「番外編」ということで
楽しんでもらえたらと思います


人が何と言おうが、たとえ失敗しようが
私は「英検1級」
というタイトルがすごく欲しかった。

まぐれでもいいから受かって、自分の強みやアピールになるものが欲しかったんです。

英語力を付けるというより、肩書きが欲しかっただけだったのかもしれません。



まだ英検1級に挑戦するだけの英語力を備えていなかったため
だいぶ苦しみました。

そして、田舎なので良いスクールに通うという選択肢もなく、
完全独学、手探りでの挑戦となりました。


挑戦を始めたのが去年の3月の下旬。
まずは6月の試験まで出来る限りのことをやろうと決めました。

そして、1回挑戦してみてあまりにも無理そうなら
諦めるしかないかなと思っていました。


私なりに計画を立ててみました。


まず「語彙」
ここは英語力というより努力が物を言うところ。
私にはもってこいのセクションでした。

試験日まで毎日単語本と向き合いました。





すごく分厚く感じたし、これだけボリュームがあるなら
この本1冊全部覚えたら語彙は問題なし、と信じてました。
(実際は全然足りませんが 

準1級挑戦でやったように音声CDで発音を確認しながら
とにかく何セットもやりました。

料理をしながらもCDのみ流して聞いていました。

どうしても覚えられない単語はノートに書き出し
そのノートを何度も何度も眺めて頭に刷り込んでいきました。




とにかく自分は語彙で稼ぐしかないと思っていたので
ここは根性で乗り越えようと思いました。


次は「リスニング」


まずは過去問を解き、自分がどれだけの実力があるのか
試してみました。

案の定、PART2はボロボロで
10問中、3つ、4つしか正解できませんでした 

それでもとにかく「慣れだ」「数をこなせば聞けるようになるはずだ」と
過去問や英検1級の問題集を色々買い集めました。


2014年度版 英検1級 過去6回全問題集CD (旺文社英検書)
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旺文社



7日間完成 英検1級予想問題ドリル (旺文社英検書)
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毎日ミニ模試英検1級
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テイエス企画


あと、このポッドキャストも隙間時間によく聞きました。


次は「長文」

一番苦手意識がありました。
たちまち試験まで3ヶ月もなく、時間をかけて多読や精読などやってられない。
(というかやりたくない

とにかく過去問。
過去問を解きまくって何とかしよう、と
英検1級の読解問題を完全にナメていました。

でもこのときの私はまぐれでも受かれば良かったし
TIMEやエコノミストや洋書など読めるようになれなくても
良かったのです。


そして、避けては通れない「エッセイ」

ここは全く未知の分野でした

頼れるものはこれしかありませんでした。

英検分野別ターゲット英検1級英作文問題
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旺文社



過去問やその他、どの問題集の模範解答よりもこれが一番取り組みやすかったです。

試験1ヶ月前まではこのテキストのエッセイを
ノートに筆写し、字数や感覚を身に付けていきました。

車ではCDを何度も聴きました。

そして試験前1ヶ月を切ったら、毎日一つテーマを選び、時間を計り1本書く。
休日は出来れば2本。必ずやる。と自分と約束しました。






そんなこんなで迎えた当日。

受かるはずがないけど、まぐれというものがあるかもしれない。
少しばかり期待もしながら会場入りしました

「英検1級」の教室に自分が入る誇らしさ

そして、受験者の方々の姿を見て
「この人たちも今日まで一生懸命頑張ってきたんだろうな 
自分と重ね合わせ、感無量になりました。

それより何より、アラフォーの私でさえ若く感じるほど
受験者の年齢層の高さにも驚きました。


結果。





6点足りず不合格。

まぐれ合格はできませんでしたが
よく取れたほうだと思います。

もっと悪いかと思ってました。


次は10月。
まだまだ続く修行の日々に少々おびえながらも
次こそはリベンジしてやる
と決意を新たにしました。


次回は2回目受験について書きます。



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