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南岳新道下部、標高2100m付近の南沢トラバース区間の登山道状況をお知らせします。現在、夏道への雪渓の影響はありませんが降り続く雨の影響で沢の水量が多く、夏道の標識通りに通行することは困難です。水量の少ない場所、岩が安定している場所を探して通行する必要があります。黄色の楕円で囲んだ部分には大雨時にのみ現れる滝が見られます。
槍平小屋から登った場合、南沢には標高2040m付近で到達します。
(画像1)の部分。
(画像2)の部分。南岳方面へは樹林帯の中の水平な道をしばらく進みます。
同じく(画像2)の部分から槍平小屋方面を見下ろしたところ。南沢右岸(槍平側)から南沢左岸(南岳側)への標高差は60m程度です。雪渓の残る南沢上部方面への迷い込みに注意して下さい。
先日、南岳小屋のスタッフさんから「南岳新道は群発地震や大雨による影響はほとんど見られない」との情報をもらいました。まずは一安心。なのですが、昨年よりお伝えしているように南岳新道はそもそもの傷みが激しく、鎖場の鎖が切れたままになっていたり、木製はしごの老朽化が進んでいたりと、現状ではあまりお勧めは出来ない登山道となっています。利用するとしても登り専用として使って頂き、下りでの通行は控えて頂くように槍平小屋からはお願いをいたします。南岳新道では死亡事故を含む、重大事故はすべて下山時に起きています。
南岳新道については新しい情報が入り次第、このブログでお伝えして参ります。