
子供の頃から、いつも祖母や母が仕込んでいた甘酒。
結局、私もずっと仕込んでいます。
親元を離れて下宿生活を始めた学生時代も、電気こたつや電気毛布で仕込んでた(笑)
働き出して、ずっとずっと一人暮らしだった時代も、欠かすことなく仕込んでた(笑)
そうなんです。
筋金入りの甘酒オタク
いまでも一年中、切らすことなく仕込んでいますが、
最近は麹がブームで、ご自宅で気軽に甘酒を仕込む方も増えているでしょうね。
さて、そんな甘酒ですが・・・。
甘酒は俳句では夏の季語で、江戸時代には夏バテ予防に人気があったのだそうです。
甘酒の起源は日本書紀らしく・・・。
天甜酒(あまのたむざけ)と言う言葉で書かれているそうです。
木花咲耶姫(このはなさくやひめ)が、
彦火々出見尊(ひこほほでみのみこと)の安産を喜んで、
天神地祓に供えるために作ったものだそうです。

すみません(汗) 長い説明。
いや、だから。
それっくらい、なが~~い歴史がある発酵飲料ってことですよね。
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さて、作り方。
当然ですが、様々な作り方があります。
つまりは、どうやっても何とかできるのだと・・・。
ここでは、ごはんを加えるタイプと、加えないタイプを。
A 生麹と水を1:1位の割合で混ぜて、50~60度で8時間くらい保温。→できあがり。
B 生麹1・ごはん1.水3の割合で混ぜて、50~60度で8時間くらい保温→できあがり。
Aの麹と水で作るほうが、甘くなります。
Bはごはんが入る分、甘さはいくらか控えめです。
もちろん、麹の量を増やすほど甘くなります。
保温の仕方もいろいろです。
最近は、甘酒も仕込めるタイプのヨーグルトメーカーも出てます。
冬なら毛布にくるんで、コタツの中に入れておいても。
出来上がりは、味を見て決めるのです。
私は古い炊飯器の、お休みモード利用しています。
いっぺんに、たくさん仕込むのに便利です。
ただ保温の温度が高くなりすぎると、麹菌が弱ってしまうので、
炊飯器ふたを開けたまま、濡れ布巾を被せ、軽くふたをしたりと、
注意しながら仕込んでいます。
60度くらいで保温できる状態をキープできれば良いので、
ポットで仕込むこともできますよね。
(ポットで仕込む場合は、水の温度をあらかじめ60度に温めて保温)
自分で仕込む楽しさは、甘酒が甘くなっていく過程を観察できることでしょうか。
特に私は幼い頃から、完全に甘くなってしまう前の、ほんのり甘い甘酒が好きなのです。
こればっかりは、自分で仕込まないと手に入らないから。
だから、ずっと自分で仕込んでいるのかも知れません。
それにしても・・・。
今回甘酒を入れている器。

2007年に書いた甘酒の記事でも、同じものを使っていました(笑)
内容もさして変わっていない(滝汗)
こっち→☆
ずっと同じ器で甘酒飲んでるんだ~(笑)
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