修学院離宮の集合場所へ行くと、
20人ほどおられたでしょうか?
案内して下さる人について行き、
広~い離宮を廻っていきます。
なんせ、広いので廻るのに1時間半かかりました。
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これ全体が修学院離宮で、左下の森みたいな所が下離宮
右の方にあるのが、中離宮
上の方の池がある所が、上離宮になり、
下→中→上離宮と案内してもらいます。
17世紀中頃に後水尾上皇により、
この壮大な山荘が造営されました。
下離宮
柿葺の屋根と花菱紋の透かし彫りが施してある板戸の御幸門から
中に入ります。
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ここには寿月観(柿葺入母屋数寄屋風作り)の建物がありますが、
逆光のため暗すぎて建物全体の写真失敗しました。
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庭園
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/ba/a9cd85a3923cf8fa7db67a8b6372acaa.jpg)
中離宮
楽只軒(らくしけん)光子内親王のための建物と、
客殿があります。
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この建物は華やかで、この飾り棚の互い違いは霞がたなびいているように
見えることから霞棚と呼ばれているそうで、
桂離宮の桂棚、三宝院の醍醐棚とともに天下の三棚と称されている。
ほ~う、そう聞くと・・・その二棚を見たくなってきますね。
廊下にあった鯉の杉戸
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鯉の絵の筆者は不詳らしいけど、
この網はあとから書かれたそうですが、
網だけは、円山応挙の筆と伝えられています。
上離宮
上離宮へ行くには、松並木をゆるやかに上がっていきます。
暑い中なので、体力に自信がない人はここで、
行くか?戻るか?決めることができます。
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松並木の両側には田んぼがあり、日本の懐かしい風景。
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なかなか険しい石段を上がると、
一番高い所に、隣雲亭(りんうんてい)があります。
隣雲亭から池へ沿って行きますと、滝あり!涼しそう~。
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楓橋を渡ると池(浴龍池)の中に小さな島が2つあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/00/c64159b10e7c3bfda20c612e83e4eca5.jpg)
その1つの島に
窮邃亭(きゅうすいてい)があります。
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十八畳と附属の水屋の1間になっていて、
一隅に直角に折れて畳を1枚高くした上段を設け、
上段西側いっぱいに低く一枚板を渡して御肘寄(おひじよせ)としてある。
御肘寄に寝ころびたくなりますが(それ、私だけ)
落ちます。危ない!
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上皇さまは、1日の大半はここで過ごされたそうです~。
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もうひとつの島へは、下の千歳橋があり屋根に鳳凰が輝いています。
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金に輝く、鳳凰~!!
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池で舟遊びもされたようで、船がありました。
ここにおりましたら、
今日は、何日ぞ?何曜日ぞ?・・・となりそうです。
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広大な庭園は、松の木も多いし田んぼも綺麗に整備してあるので、
管理仕事は毎日やること多しという感じです。
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真ん中の左寄りの奥の方に(ぼやけている)高いビルの姿は、
大阪のあべのハルカス(日本一の総合複合ビル)だそうです。
そして、左に切れそうな所に、京都タワーが見えます。
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そして集合場所に戻って、おしまい!
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左の山は比叡山になります。
修学院離宮はwebで施設案内ビデオが見れますので、
ご興味ありましたら、そちらをご覧くださいませ。
*** およみいただき、ありがとうございます。