中部山岳国立公園内に在る蓮華温泉ロッジと白山国立公園内に在る中宮温泉くろゆりは、お互いに源泉かけ流しの宿で辺境の地に在るため冬季間休業を余儀なくされるなど、共通点が多い。かつて全国の至る所で源泉を持つ宿は湯治場として賑わい、そこで育まれた温泉文化は深く心に刻まれ、後世に引き継がれている。両者は今後とも山の恵みである温泉を現代人の癒しに活用してもらうため、より一層この温泉を盛り立てて継承して行こうと友好関係を締結した。
今回はくろゆり館主乾靖が蓮華温泉を表敬訪問。食堂の壁には国鉄時代のポスターが貼られていてシンボル的存在となっている。ここには「はだかのつきあい」という文言が書かれている。これぞ日本人が育んできた温泉文化ではあるまいか!肩書きを取り払い、服を脱げばお互い裸の個人である。温泉は裸の社交場なのだ。今後もこの大切な癒しの場を絶やすことなく盛り上げて行こうとお互い固い握手を交わした。全国には同じような温泉宿が多く有るだろう。お互い情報交換をし連携して、多くの人々大切な場として活用してもらえるよう研鑽して行こう!!
野天風呂最上部は薬師の湯ですね。蓮華の野天はそれぞれ源泉が違っていて泉質に特徴があります。湯加減は毎日の天気や気温によって源泉の湯量調節で行っているそうで、絶妙の職人技です。今の時期はスキーで行くしかない極限の温泉です。この日本の温泉資源を大切にしていきたいです。
館主お二人は兄弟みたいに似ていらっしゃいますね(笑)
東北にも似たような温泉があります。秘湯だからこその価値ありて!
蓮華温泉の2枚目の写真のお湯、入りました👍5年前の夏位に。疲れた身体に染み入るお湯でしたー