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武生打刃物と北欧サーメ文化の融合

2021-03-26 | 北欧情報

北欧先住民サーメの友人であるパーレは冬の間ナイフの鞘やカップ(ククサ)やソーイングセットに伝統のデザインを彫刻したりしてよくインスタにアップしている。

実際これらの道具は生活必需品であり、特にナイフはトナカイ遊牧生活には欠かせない。小さなこどもでもナイフを腰に下げていてその重要性が伺える。

そこで以前からずっと気になっていた事をパーレに聞いてみた。「ナイフブレードはどうしているんだ?」すると「買っているけど気に入っていない。」と言う。そこで武生打刃物の大先輩にこれらの写真を見て貰って相談した。そして2枚のブレードをプレゼントしようという事になった。

相談から1ヵ月、伝統技術の詰まった見事な波紋の入った2枚のブレードが完成して、画像をパーレに送信した。彼はこのブレードを「SAMURAI BLADE」と評し絶賛した。この度無事にラップランドに暮らす彼に届き、彼ら伝統の技法で柄や鞘が作られるだろ。コロナ禍で今は現地に行く事は出来ないが、コミュニティーの誰もが羨む、日本の伝統技術とサーメの伝統文化の融合した完成品を早く見たいものだ。

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