第拾五話は、教室を飛び出しての遠足(主にバスの車内)が舞台なので、黒板による小ネタの使用が出来ない状態な分、切り紙のキャラクターに棒を付けての動きに工夫していたし、漫画雑誌を一冊読んでいる感覚(1ページづつページをめくる様な展開)の表現方法を使って描いていた。今作で目立っていたのは、マホ娘こと【片桐 姫子】が多く描かれていた印象を受ける。
今回の物語は「今日は楽しい遠足の日であるはずだった。出発前には、ワイワイ騒いで盛り上がっていたいつものメンバー。ところが、出発してからバスジャックに襲われたり、謎のトレーラーに追いかけられたりとアクシデントの連続の末、【レベッカ 宮本】(以下、ベッキー)たちはピンチに陥っていた。C組全員の乗っているバスが、今まさに崖っぷちから落ちようとしていたのだ・・・。」って感じで展開して行きます。物語としては考えさせられる様な話はなく、キャラクターをパクリ&小ネタを可愛く楽しく観る事が出来る放映回でした。
前半パートでは、【一条さん】がカラオケマシーンになっていたのが笑えたが、いきなり、ステージが開幕して【一条さん】と【桃瀬 くるみ】のデュエットが始まる所でのシーン。個人的な気持ちとしては、このまま2人に歌って欲しかった。すると、これもいきなりですが、バスが崖の先に引っ掛かっている状況がアニメ劇中では描かれています。C組を乗せたバスの転落寸前の状況下での、みんなのそれぞれの行動や言動と各キャラクター同士のやり取りが面白くて良かった。オススメは、【上原 都】が幻聴を訳して「あ・・・何で幽霊の声が聞こえるのかしら、あたし、遠足なんか来ていないのに、バスなんか乗っていないのに、落ちかけてなんかいないのに・・・ちょっと疲れ気味かな・・・」と訳の分からない事を言っている所の【橘 玲】の「まあ、がんばれ・・・」と呆れた感じの【玲】のチビキャラでの描きと、【姫子】だと「超姫子理論」ってのも良かったが、「みんなの命、オラにあずけてくれ!」とあの七つのボールを集めるアニメのマネっぽいパクリ表現も笑えたし、【一条さん】も雲に乗っていたからね(笑)。そして、一番にオススメなのが、【ベッキー】の可愛くクシャミをする場面ですね。【ベッキー】が「てっか~はにゃ、ふいて、はにゃ・・・」と言うせりふが凄く可愛かった。「ち~ん」とはにゃをふいた後の【ベッキー】の泣きながら、鼻の頭を赤くした表情は可愛すぎますね。次に、いつものエイリアン2人によってどうして崖に引っ掛かっているかの説明的な会話シーンがあります。もちろん、この場面でも抜かりはありません。バスジャックされて【ベッキー】が真剣に生徒たちを守ろうとする迫力のある表情とセリフ、事態を収めた【一条さん】がバスジャック犯と一緒に大きなリボンで結ばれているとか、そこへ、トレーラーに追われてあのファミコンの名作ゲームを模した描きの数々などは、この『ぱにぽに』らしさの良さがよく表現された場面です。
後半パートでは、やはり「メソウサファイト」(4コマ)は絶対に外せないです(笑)。【メソウサ】が一人で頑張っている所です。『遠足』では「今日は一人遠足だよ」とお菓子の袋が開けられず、『カラオケ』だと「一人カラオケだよ」ってマイクが持てず、『ワリバシ』は「一人王様ゲームだよ」と割り箸を落とすし、極め付けは『ヤマビコ』で、2コマ目まで無言・・・「ヤッホーホーホーホー」とうなだれる【メソウサ】が痛々しい。後半でも、『ぱにぽに』らしさの勢いは止まらず、海にダイブしてアホ毛に魚を付けたり、【姫子】と【6号さん】の妄想をかき立てるショットがあったり、【南条 操】から貰った「メカウサ」が助けに来るがタイヤの火花でバスを出火させ【ベッキー】が「あつっ!あっちゅ!あちゅ~」と可愛く言ったり、その火事を火消し姿の【一条さん】が鎮火したり(ハサミを使って)、【白鳥 鈴音】と【秋山 乙女】の2人は背丈の事で戯れたり、【姫子】がお腹が空いたと「オラにカロリーをわけてくれー」と【一条さん】にチョコを投げてもらうが【玲】【都】【6号さん】に食べられて大ショックだったり、【綿貫 響】【宮田 晶】【来栖 柚子】の諜報部と【犬神 つるぎ】【南条 操】のシーンでは地面の下に宇宙人絡みの摩訶不思議な世界が広がっていたり、バスが巨大カニに襲われた時の【くるみ】の「死にたくないよー」のセリフに【玲】「月並みだな」【6号さん】「普通ですね」と言われて、ショックで地味小屋を作ったり、ラストの夕陽シーンでは、【玲】がこの状況を「は・・・つうっかこれ、ドッキリだろ。」と言って、みんなが笑顔で安堵して、無数の鳩も飛んで、某製薬会社のパクリ表現も登場したが、【玲】が「んな訳ないだろ・・・」とバスが崖の下に落ちて大爆破する・・・【ベッキー】「そして、その後、無事に救出されました。」と【一条さん】が「めでたし、めでたし」として【一条妹】が漫画雑誌のページを閉じて終わります。この何でもなかった様な強引さが良かったと思います。頭を空っぽにして観るとC組のみんなみたいにおバカになれるかもしれないですね(笑)。
「食材戦隊 特選ファイブ」意外と良かった。【片桐 姫子】先生の「長い間、ありがとうございました。」って連載していたのか!?確かに【姫子】は「漫画研究部所属」だったが、雑誌で連載をしていたとは・・・今度、スタートする「一条さんの日常」は、こっちは見てみたいです(笑)。さすがは『ぱにぽに』最後の最後まで遊び心が満載のアニメ作品でした。
今回の物語は「今日は楽しい遠足の日であるはずだった。出発前には、ワイワイ騒いで盛り上がっていたいつものメンバー。ところが、出発してからバスジャックに襲われたり、謎のトレーラーに追いかけられたりとアクシデントの連続の末、【レベッカ 宮本】(以下、ベッキー)たちはピンチに陥っていた。C組全員の乗っているバスが、今まさに崖っぷちから落ちようとしていたのだ・・・。」って感じで展開して行きます。物語としては考えさせられる様な話はなく、キャラクターをパクリ&小ネタを可愛く楽しく観る事が出来る放映回でした。
前半パートでは、【一条さん】がカラオケマシーンになっていたのが笑えたが、いきなり、ステージが開幕して【一条さん】と【桃瀬 くるみ】のデュエットが始まる所でのシーン。個人的な気持ちとしては、このまま2人に歌って欲しかった。すると、これもいきなりですが、バスが崖の先に引っ掛かっている状況がアニメ劇中では描かれています。C組を乗せたバスの転落寸前の状況下での、みんなのそれぞれの行動や言動と各キャラクター同士のやり取りが面白くて良かった。オススメは、【上原 都】が幻聴を訳して「あ・・・何で幽霊の声が聞こえるのかしら、あたし、遠足なんか来ていないのに、バスなんか乗っていないのに、落ちかけてなんかいないのに・・・ちょっと疲れ気味かな・・・」と訳の分からない事を言っている所の【橘 玲】の「まあ、がんばれ・・・」と呆れた感じの【玲】のチビキャラでの描きと、【姫子】だと「超姫子理論」ってのも良かったが、「みんなの命、オラにあずけてくれ!」とあの七つのボールを集めるアニメのマネっぽいパクリ表現も笑えたし、【一条さん】も雲に乗っていたからね(笑)。そして、一番にオススメなのが、【ベッキー】の可愛くクシャミをする場面ですね。【ベッキー】が「てっか~はにゃ、ふいて、はにゃ・・・」と言うせりふが凄く可愛かった。「ち~ん」とはにゃをふいた後の【ベッキー】の泣きながら、鼻の頭を赤くした表情は可愛すぎますね。次に、いつものエイリアン2人によってどうして崖に引っ掛かっているかの説明的な会話シーンがあります。もちろん、この場面でも抜かりはありません。バスジャックされて【ベッキー】が真剣に生徒たちを守ろうとする迫力のある表情とセリフ、事態を収めた【一条さん】がバスジャック犯と一緒に大きなリボンで結ばれているとか、そこへ、トレーラーに追われてあのファミコンの名作ゲームを模した描きの数々などは、この『ぱにぽに』らしさの良さがよく表現された場面です。
後半パートでは、やはり「メソウサファイト」(4コマ)は絶対に外せないです(笑)。【メソウサ】が一人で頑張っている所です。『遠足』では「今日は一人遠足だよ」とお菓子の袋が開けられず、『カラオケ』だと「一人カラオケだよ」ってマイクが持てず、『ワリバシ』は「一人王様ゲームだよ」と割り箸を落とすし、極め付けは『ヤマビコ』で、2コマ目まで無言・・・「ヤッホーホーホーホー」とうなだれる【メソウサ】が痛々しい。後半でも、『ぱにぽに』らしさの勢いは止まらず、海にダイブしてアホ毛に魚を付けたり、【姫子】と【6号さん】の妄想をかき立てるショットがあったり、【南条 操】から貰った「メカウサ」が助けに来るがタイヤの火花でバスを出火させ【ベッキー】が「あつっ!あっちゅ!あちゅ~」と可愛く言ったり、その火事を火消し姿の【一条さん】が鎮火したり(ハサミを使って)、【白鳥 鈴音】と【秋山 乙女】の2人は背丈の事で戯れたり、【姫子】がお腹が空いたと「オラにカロリーをわけてくれー」と【一条さん】にチョコを投げてもらうが【玲】【都】【6号さん】に食べられて大ショックだったり、【綿貫 響】【宮田 晶】【来栖 柚子】の諜報部と【犬神 つるぎ】【南条 操】のシーンでは地面の下に宇宙人絡みの摩訶不思議な世界が広がっていたり、バスが巨大カニに襲われた時の【くるみ】の「死にたくないよー」のセリフに【玲】「月並みだな」【6号さん】「普通ですね」と言われて、ショックで地味小屋を作ったり、ラストの夕陽シーンでは、【玲】がこの状況を「は・・・つうっかこれ、ドッキリだろ。」と言って、みんなが笑顔で安堵して、無数の鳩も飛んで、某製薬会社のパクリ表現も登場したが、【玲】が「んな訳ないだろ・・・」とバスが崖の下に落ちて大爆破する・・・【ベッキー】「そして、その後、無事に救出されました。」と【一条さん】が「めでたし、めでたし」として【一条妹】が漫画雑誌のページを閉じて終わります。この何でもなかった様な強引さが良かったと思います。頭を空っぽにして観るとC組のみんなみたいにおバカになれるかもしれないですね(笑)。
「食材戦隊 特選ファイブ」意外と良かった。【片桐 姫子】先生の「長い間、ありがとうございました。」って連載していたのか!?確かに【姫子】は「漫画研究部所属」だったが、雑誌で連載をしていたとは・・・今度、スタートする「一条さんの日常」は、こっちは見てみたいです(笑)。さすがは『ぱにぽに』最後の最後まで遊び心が満載のアニメ作品でした。