現代視覚文化研究会「げんしけん」

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舞-乙HiME 第2話「乙女の園を駆ける疾風!?」

2005年10月15日 19時13分49秒 | アニメ・映像全般
 今回の物語は「伝説のマイスターオトメ・五柱のひとり【シズル・ヴィオーラ】の舞闘と格好良さに夢中になる【アリカ・ユメミヤ】。【アカネ・ソワール】により連れられた、オトメ学園「ガルデローベ」で、【アリカ】は学園長の【ナツキ・クルーガー】に入学を懇願する。【アリカ】の胸元にある「蒼天の青玉」に気づいた【ナツキ】は、それを持つ【アリカ】の素性を調べるため、彼女を学園で預かることにする。翌日、【アリカ】はガルデローベの研究室で、裸で目を覚ました。各国の代表が集まり、審議をしていると聞いた【アリカ】は、学園への入学を直談判するため、ベッドのシーツだけをまとって研究室を抜け出すが…。」という展開が描かれてる。
 全体的な内容に関しては【ナツキ】と【セルゲイ・ウォン】との【アリカ】と「蒼天の青玉」に対する様々な思惑と駆け引きが描かれる。【セルゲイ】はマイスターオトメ【レナ・セイヤーズ】との想いに関してなど、かなり個人的な意見が多い印象を受けた。それと【セルゲイ】と【ナツキ】は「蒼天の青玉」と14年前の惨劇を知っているし、もしかしたら【アリカ】の母親の事も知っているのかもしれないと思わせる演じがアニメ劇中では表現されている。まず【セルゲイ】の【アリカ】に対して「このペンダントはしまっておけ、人には見せない方が良い」と言い、【セルゲイ】自身も少年ぐらいの回想シーンで【レナ】が赤ちゃんを抱いて、子守唄を歌い、その赤ちゃんが「蒼天の青玉」を付けているが、その赤ちゃんは【アリカ】なのか?と憶測させる所。一方【ナツキ】はガルデローベの研究室で【ヨウコ・ヘレネ】と「蒼天の青玉」について「調べてみないと・・・」といった部分と【マシロ】との対峙するシーンでの【ナツキ】の「正統な継承者か・・・フン、我ながら・・・よく言う」と【シズル】の「でも、まだわからしませんやろ。あの姫さんがほんもんかもしれませんし・・・」との意味深なセリフもあります。【アリカ】の知らない所で何やらキナ臭い事が起きそうで今後が楽しみです。後半パートでは、抜け出した【アリカ】と前作のキャラクターを登場させてストーリーを展開させています。シーツ一枚を身にまとって(ほとんど、裸同然)、学園内を走り回る【アリカ】とそれを追いかける【シホ・ユイット】との追っかけバトルも面白いし、【ユカリコ】【チエ】【ナオ】との絡みのシーンもみんな前作からあまり変わってなくて良かった。その中でも【シホ】と【ナオ】ですね。【シホ】はダークさが増しています(笑)。物思いにふける少女が・・・いきなりの豹変ぶりが怖い位に最高。他の女生徒の前では【ニナ・ウォン】の心配をしているが、一人になると「トラウマキ人形」を取り出して「ざまみろってのよ」と取っ手の所を巻き巻きしていた。しかし、その姿を【アリカ】に見られた。その時の【シホ】は身体に電流が走り、ドリル型の髪型がショックでピーンとして、汗を大量にかいている表情も良く、そして【アリカ】が学園の生徒じゃないと知ると「お前も、巻き巻きしてやるぞー!!!」と追っかけて来る。あの【シホ】の表情は、もう美少女を越えたなあ・・・あの二面性のギャップは観ていて怖さ半分、面白さ半分です(笑)。それと【ナオ】ですね。【アリカ】の足を引っ掛けて転ばせたり、助けて、議事堂を教えるが違う方向を指差しするなど、こちらも前作のあの性悪さが残っています。特に良かったのは【シホ】と【ナオ】の掛け合いシーン。【シホ】が不審者を捜しているのと聞くと、【ナオ】が「そう言えば・・・」と言って、【シホ】が「見たの!」と反応する。すると【ナオ】が凄くバカにした感じで「見ていな~い」と言うのが【ナオ】らしいし、その後の【シホ】の「アルタイの性悪女が、いつか巻き巻きしてやるんだから~」とメモを取っている所も、2人が犬猿の仲でなると面白く表現していた。ラストでは【ナギ・ダイ・アルタイ】が審議会に登場して【アリカ】と【ニナ】の「舞闘」を【マシロ】姫の即位式の余興としてやる事を提案する。勝った方が学園に残る、負けた方は去るといったサバイバルが・・・。【ニナ】もそれまでは黙っていたが「やらせて下さい・・・その子と戦わせて下さい」と進言する。その【ニナ】の姿を見た【ナギ】の口元に笑みが見えた。この【ナギ】も前作同様に裏で暗躍するのかなと楽しみになります。