パレットⅡ

ライブのお知らせと。
2010年~2016年の記録です。

台湾ツアー4

2010-09-20 06:00:00 | ライブ日記
6:00起床。
シャワーを浴びて、片付けて食事。
昨日とあまり代わり映えしないメニュー、赤米のさむらいロールは、ココナッツパウダーがかかっていて不思議な味。


食事を終えて、北投に向かうことに。
タクシーでMRTの駅まで、僕の中国語でわかって貰えた。

北投で乗り継いで新北投に8:40着。
めちゃ近い!


すぐに露天風呂まで歩いた。
入浴40元でロッカー20元。
温泉は上から4つに分かれていて下に行くほど温い。だんだんと温度が下がるのは理にかなっている。
上2つは熱すぎで足だけ入った、隆二郎さんと神田さんはいい湯だと言ってた。
僕は温い所で体を伸ばした。


10時前に上がって、駅前のスタバでアイスラテ、ひゃー美味しい!
10:21MRTで士林へ。
タクシーで故宮博物館へ、駆け足で見て回って、再びタクシーで士林駅12:26。


シュンレン駅から油化街に向う、途中、お昼ごはんに酸らー湯、台式れーめん、ミミガー、水餃子を食べてビールを飲む。二人で600円ほど、お腹一杯。
油化街で茶葉とからすみを買ってホテルに14:00前に戻った。


士林でカメラの電池が切れたので、とりあえず充電。
30分ほど昼寝をし16:00にロビーに行く。
曹さんが約束通り16:15に迎えに来てくれて、タクシーで鄭南榕基金会へ。
彼は台湾独立を訴えたジャーナリスト、1989.4.7逮捕に来た警察のまえで自らに火をつけた。
どのような死も美化するつもりはないが、今までぼんやりとしか知らなかった事実をしり、映画を見て考えさせられた。
彼が台湾の民主化を進めたことは確かだ。
もちろん台湾の人権問題は、日本人にとっても他人事ではない!



鄭南榕が自らに火をつけた、編集室

それから九条鮮魚店に行く。
一昨年も来た店。


今夜は、郭さん(緑島に22年)と奥さん、蔡さん(昨年のフェスティバルで通訳をして頂いた)、陳さん(緑島に15年、カメラマン)、育生さん、若手の周さん(立命卒)、李さん(京大卒)、マイルス、サリー(同志社)、ジョンそして全てを繋ぐ曹さん。

刺身に始まり、ありとあらゆる料理がテーブルにどんどん並ぶ。
日本語を中心に台湾語、英語から入り乱れ、楽しく有意義な夜になった。
もう食べれない、飲めないという状態。



左から郭さんの奥さん、僕、隆二郎さん、マイルス、育生さん、郭さん、蔡さん、陳さん、神田さん、曹さん、サリー、周さん

21:00前に散会、タクシーでホテルに戻る。
ギターを担いで再びタクシーでレストランに行く。
いよいよ待望のキンボさんとの面会。
5月に隆二郎さんがキンボさんと会ったレストラン、タクシーの運転手に電話を渡してマイルスに場所を説明してもらう。
細い路地を入ったガラス張りのレストランにマイルスの姿が見えた。
キンボさんと奥さんはワインを飲みながら待っていてくれた。
たるこやの豆、ドットコムのCDなどのお土産を渡して、乾杯。

ムール貝から始まるフレンチコースでステーキは!びっくりするような肉。
ジョンがこれは神戸ビーフか?と聞いて来た。

チーズの盛り合わせも美味しかった。
日本語も堪能なキンボさんとしばらく話して、他のお客さんも居るので、外のテラスで歌を聞いてくれることになった。
「光合成」を歌った。
二階以上が住宅ということで、続きは中で。
他のお客さんには申し訳ないことをしたが、「にじます」「ノーリバイバル」物凄く力の入った演奏で、店のスタッフも全員並んで拍手をくれた。
そして隆二郎さんと「Love Peace & freedom」
当のキンボさんも喜んでくれたらしく、「良かったょ~」と言いながらハグしてくれた。


そして、歌いたくなったと言って、僕のギターで2曲歌ってくれた。
やはり、絶対的な歌唱力とカリスマ性。
感動。
ジョンが1曲披露して、僕とジョンの伴奏でキンボさんが「Me and Boggy Maggie」を熱唱。
席に戻ってから、美麗島をアカペラで!

気絶しそうなほど感動した。

いつか沖縄で一緒にコンサートをやろう!という話しにまでなった。

思えば3年前、キンボさんの歌を聞くのを楽しみにして行って、雨で参加が見送られて聞けずに帰り、昨年はようやく歌を聞けて感動、3年目にして会えて、しかも歌を聞いて貰えて。
感無量。






名残惜しいものの、夜も遅いので、23:30タクシーを呼んでもらってホテルに戻る。
タクシーは妙な所を走ると思ったら、行き先を間違えた、もう一度説明して到着、間違えたとはいえ直ぐ近くだった。

かなり食べたし飲んだけど、興奮が収まらないので僕は一人で高粱酒をのんだ。0:30就寝。