扇ヶ谷を歩いている。
化粧坂は鎌倉七口にも数えられている要所。他の切り通しとはちょっと雰囲気が異なる。
道が深く切り込まれているわけではない。
つづら折りに急坂が設けられているだけ。
ただ、坂を降っている辺りの右上は、今は藪で様子がよく判らないのだが、その上部は守りの要素が強いと感じられる。
化粧坂を越えて梶原に降りる道が要路であり、梶原側もかなり守りのために構造化されている。
脆弱な地盤のため、表面が崩れて固い部分が処々に露出している。
背後の源氏山は湧水が多いのであろうか、今の季節は特に歩き難い。
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