確かに観光客が多く、静かな生活を乱されたくはない。
立ち入り禁止の看板があるので、海蔵寺の奥へ踏み込むことは控えている。
夏場であるがために草が茂ってヤグラが隠れた状態だ。
公方邸跡近辺でも述べたように、ヤグラは鎌倉を構成する要素の一つだが、印象が強すぎるので、草木で隠れていた方がありがたい場合もある。
草の茂っている辺りに小さなヤグラがたくさんあるのだ。
垂直に切り立つ鎌倉石の岩壁が美しい。切岸である。
海蔵寺の谷戸を囲む尾根、新清涼寺ヶ谷の間の尾根、さらに東側の尾根は、このように手が加えられて複雑な構造とされている。
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