瓜ヶ谷辺りを歩いている
台や台峰の東で、松が岡に挟まれた位置関係にある。
谷戸の入口辺りに藤源治という地名が遺されている。
鎌倉幕府が開かれ、備前国から刀鍛冶が呼び寄せられてその辺りに鍛冶場を設けたらしい。
「日光助真」で有名な鎌倉一文字助真である。
家が建ち並んでいて鍛冶場跡はよく判らない。
谷戸を西へ進むと、「山ノ内東瓜ヶ谷緑地」という小さな公園がある。
遊具などはなく、ベンチが三つほどあるだけの、自然に親しむための場といった意味合いで、地元の人たちによって管理されているようだ。
ずいぶん前から空地であったが立ち入ることもできず、いつか写真を撮りたいと考えていた場所であった。
その一部が数年前に公園化されたのである。
竹林の奥に古いお屋敷の痕跡が窺いとれる。
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