鎌倉八百ヶ谷戸

鎌倉の街はそのものが環境遺跡

善財 一 写真集

浄妙寺奥のカフェレストランにて

2021-12-13 06:51:05 | 環境遺跡 鎌倉の谷戸

《鎌倉八百ヶ谷戸》Web写真集(PCの大画面で見てください)

 

足利氏が関東支配の拠点としたのが、浄妙寺の周辺など鎌倉の東域。

鎌倉公方跡が金沢街道沿いにある。

浄妙寺の北西を辿ると木々が茂っているが平場が認められ、延福寺があったところと考えられている。

山際にヤグラがあって、足利貞氏の墓と伝えられている。

また、延福寺の西側には大休寺があった。

 

現在、その足利貞氏墓の西の平場(大休寺跡であろう)には、石窯ガーデンテラスというカフェレストランがある。

明治以降に別荘とされたようで、建物の周りを見ると、古い鎌倉の谷戸と西洋式庭園の要素が複合しているように思われる。

鎌倉のいたるところに別荘開発の痕跡があるのは、それはそれで歴史に違いない。

石窯ガーデンテラスの料理では、季節の魚料理がボクの好みであることから、時々利用させていただいている。

写真を撮ってからちょっと時間が経ているので、紅葉はこの写真よりも進んでいるはず。

左が切り立つ切岸状の崖。右は、木々がなければ見晴らしの良い高台といった風情で、上杉氏の邸のあった宅間ヶ谷や犬懸ヶ谷などが一望できるようだ。

そして、小尾根を越えて西側に熊野神社がある。



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