《鎌倉八百ヶ谷戸》Web写真集(PCの大画面で見てください)
広町緑地を抱きこむような尾根を、海側へと越えたところに霊光寺がある。
広町緑地の山裾からの豊富な湧水は、広町から津、腰越などの村々の水田や畑に供給されていた。
同じ山並みであることから、とうぜん海側でも湧水の恩恵を受けていたことは間違いない。
霊光寺の小さな池は、その下に広がる村の水田や畑に水を供給する溜池であったと思われる。
鎌倉時代、北条時宗の頃。日照りが続いて日蓮上人が雨ごいの祈祷を命じられた。
その法力によって三日三晩雨が降り続いたという。
その祈祷の地がここ。
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